第三十三訓 ページ34
no side
「おばちゃんおはようっ!」
「おはよう。おやまぁ!元から別嬪さんだけど、今日は一段と磨きがかかって別嬪じゃないの」
「そんな事言ってくれるのはオバちゃんぐらいだよー?今の所一人しか褒めてくれないもん」
「みんなAちゃんが可愛いから照れてるんだよ」
「あはは…ナイナイ。ウチの隊士達どいつもこいつも正直過ぎるから」
(こりゃ、Aちゃん狙いの男達は手こずるかもねぇ…)
女中のおばちゃんから朝食を受け取り、空席の席を探す。盗み見る視線を感じながらも見知った上司と部下を見つけ、声をかけた。
「土方さんおはようございます」
土方「オ、オ、オ、オォゥ」
土方まで異様な態度にAはもう慣れたとでも言うように息をつき、沖田の隣に腰を下ろした。
「はいはい、土方さんまでそれですか。まぁ、別に良いですけど?気にしてませんから?いや、全然これっぽっちも?気にしてませんけどォ?」
沖田「めちゃめちゃ気にしてんじゃねーかィ」
「あ、総悟おはよう」
「お前は普通なんだね」と聞くAに沖田は真顔で「まぁ」と短く返した。どうにもヘソを曲げているAは「まぁ別に良いけど」っと続けた。
「フン。どうせ変だし。気にしてないし。褒められたいとか褒められたいとか褒められたいとか思ってないし!!可愛いねとか言われたかったわけじゃないし!!ねぇ!土方さん!?」
土方「何で俺に振るんだよ」
「目の前に居るから?」
「真選組代表として褒めてくれてもいいんですよ!?」っと何故が八つ当たりをするAに土方は眉間に皺を寄せ
土方「褒めて欲しかったら俺じゃなくて総悟にでも頼めば良いんじゃねぇーのか?」
「じゃあ総悟褒めろ!」
沖田「Aさん凄くかわいいー」
棒読みの沖田に「気持ちが全然こもってない!」とAは叫んだ。そしてはぁーと大きな息を吐く
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迷い猫(プロフ) - なみさん» お返事遅れてももも、申し訳ないです!!!なみ様読んでくださってありがとうございます。いやいや、最高だなんて…逆に読みづらくないですか!?大丈夫ですかね?ガクブル またお暇な時でも読んでやってください(土下座)コメントありがとございました!! (2022年6月6日 18時) (レス) id: b045a615ae (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - この小説の表現好き〜♥️♥️甘いスチュの時、乙女心のある表現があるとこっちまでキュンキュンしちゃいます!!(*´▽`)めちゃ好みの合う小説見つけたぞー!最高っす作者さん!!ありがとう!! (2022年5月29日 9時) (レス) @page31 id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:迷い猫 | 作成日時:2021年11月28日 20時