【rbr】白桜の記憶【ﾛ兄鬼】

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　時は昭和の世。

　人里から離れた田舎の農村、人々は慎ましく、だが幸せに生きていた。

　そんな中、町の入口の更に奥地には高度経済成長の時代に揉まれた町並みには似つかわしくない、古びた洋館が佇んでいた。
　築百年は越えているであろうその館。町人の噂話では夜になると誰かの金切り声が聞こえるのだとか。他にも啜り泣く声や叫び声が外まで漏れ聞こえており、誰も近付こうとしなかった。稀に命知らずな若者が館の中へ侵入したが、帰って来るはずもなく。

　相次ぐ奇怪な現象、神隠しに恐れた町人。

─── あの館には、【鬼】が出る。

　

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※二次創作
※ご本人様、実在する団体とは関係ございません。
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※このお話は作者の独自の解釈で出来ております。
原作の設定は省き、呪鬼、呪鬼2時間軸の間に焦点を当てた話です。執筆状態：完結