松野家の会話を覗いてみた

第十二松 ページ12

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｢………えっと。｣



｢……蘇る二期三話の光景…(※アニメ二期三話参照)｣




｢あはっ、あはは、本日はお日柄も良く…｣



｢…ははっ、外雨ですけどね…。｣




｢｢………。｣｣




｢(やばいやばいやばやばーい。喋る事ねぇよ！コメント読みたくてもあのサイコパスいないし！！※彼は天からの導きでブリッジの上でまだ見ぬガールを探し中)｣



｢(普通にヤバいでしょ、なんで会話続かないんだよ！僕ら何年一緒にいたの？え、何、はじめまして？この状態初めましてなの！？クラス替え？今この状況クラス替えなの！？)｣




※そして蘇るアニメ二期三話の光景(二度目)






｢｢あの…。アッ。｣｣





｢お、お先にどうぞ。｣


｢いえいえ、そちらがお先にどうぞ…。｣





｢｢ごほん、あの…アッ。｣｣




｢お先にどうぞ。｣


｢いやいや、そちらが先に…。｣





｢……その、今日は雨が、凄いですね。｣



｢まあ、今晴れましたけどね。｣








｢…………いや、壊れるわこの状況っっ！！何なの！？缶詰状態でしょ！今日は天気ころっころ変わるな！！僕に対する仕打ちか！？｣




｢皆がいる時はコントやったりできるのにね…二人だと話せない…不思議。｣




｢不思議っていうかよくある状況だよね。ほら、大人数だと大騒ぎできるけど二人ならどぎまぎするタイプ。｣



｢あーいるいる。十四松とか二人でいたら爆発するよね。｣



｢え、あいつ爆発すんの！？初知りなんだけど…！おそ松兄さんもおんなじ。女の子にあれしたい、これしたいは言うけど結局同じになると何も言えないの！馬鹿だよね。｣



｢それはちょっと違うような…いや、何でもない。｣





｢今僕すっごく感動してるよ。一松と初めて仲良くやれた気がしてさぁ。｣



｢やれたって何を？｣



｢お話。｣



｢……俺ら今会話してたの？｣



｢………違うかも。｣




｢｢……。｣｣






｢｢あの……アッ。｣｣




｢お先にどうぞ。｣


｢僕はいいから遠慮せずお先に…。｣








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