松野家の会話を覗いてみた

第一松 ページ1

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｢ていうか、突然こんな事初めてどうしたの、おそ松兄さん。｣



｢いや、だからさっき説明したじゃん、しつこい男は嫌われるよチョロ松ぅ〜。｣



｢あ、チョロ松兄さんあっち見て読んで。｣



｢え？…んーと、『当作品は練習と称して六つ子キャラ迷子防止のために制作したアットホームな雰囲気のある小説です。』

……って、これ完璧作者のいいおもちゃにされてんじゃねぇか！！｣



｢先に説明しておくとここの構成はぜーんぶ会話文オンリー！六つ子の誰表記もなし！

喋りたい時に作者が書く暇潰しみたいな小説ってことだね！｣



｢まあ、ちゃんと喋ってれば女の子に見てもらえるわけでしょ？いいじゃん別に。｣



｢いや、全員女とは限らないからね！？おそ松さんって割と僕らを題材にした恋物語がにんk……｣



｢チョロ松兄さんそれはピー音入りやっせー！｣



｢お、まだあるみたいだな。『松野家六つ子に加え他のお客さんも招くかも？』らしいぞ。ていうか、ここ普通にマイホームだし気にする必要ないんじゃないかチョロ松。｣



｢いやいやいや、居心地悪すぎ！別になにか取り付けられてるわけじゃないけど俺らの会話筒抜けってことでしょ？ケツ毛燃えるわ！｣



｢別に…嫌なら喋らなきゃいいでしょ。｣



｢それとこれとは別に決まってんだろ！そもそもこういう作品もう出てんじゃないの？｣




｢『作者がラインで会話してるっていう設定の作品見てやりたくなった。』らしい。

まぁ多少なりとも作品の風潮は被っても他で味出せばいいだろー的な緩さでやっていこうって言う甘っちょろい作者の考えだってよ。

嫌な奴はここでお兄ちゃんとバイバイだな！何言われてもお兄ちゃんは女の子と出会うためなら諦めないんでそこんとこ宜しくぅ！｣



｢お前のその緩さも切れたゴム並みだけどな！？｣



｢チョロ松兄さんのツッコミ良くわかんないから！もっと分かりやすい例えで言ってもらっていい？｣







｢oh,ブラザーたちが喧嘩を始めてしまったな十四松？｣


｢そうっすね、兄さん！先に勝手に始めちゃおっか！｣


｢そうだな…フッ、全国のカラ松ガールズアンドボーイズ、ぜひこの甘美なる時を楽しんでいってくれ…！｣







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