松田刑事の従姉妹ちゃん兼彼女さん 〜ハロウィンの花嫁〜

カボチャが三十三 ページ43

景が、コナンくんに、スッとパソコンを見せる。


その内容は、“倉庫で爆発 作業員五名死亡”というものだった。



コナン「これって……」

零『爆弾は解析のためシェルターの一つに運び込まれた。だが、成分などを解析する前に謎の爆発があり、関わっていた者は皆死んでしまった』

景は、零の言葉を聞くと、タッチパッドを叩く。

すると、みんなのスマホが鳴った。


景
「捜査に必要かもしれないから、風見さんの連絡先送ったよ。今回しか使えないから注意してね。

それと、あのとき松田が解体していた爆弾の写真と構造、同期五人が写った写真を送るよ」

伊達「あぁ、ありがとよ！」

萩「俺も爆弾の構造とかしっかり見とくわ！」

二人はスマホをチラリと確認した後、零に向かって言った。


零『フッ…。やっぱり、頼りになるな、お前らは。……頼んだよ』


景・零以外「「「「「オウ！／うん！」」」」」


景「オレも出来るだけ協力するよ！
…でも、零は、犯人はオレを狙ってるだろうって。だから、表立って動くなとも言ってて、そのせいで動けないかもしれないけどさ、ごめんね。」

景はそう言って苦笑する。



零『……そろそろお別れの時間みたいだ。』

巻「えっ、もう？」

零『あぁ……。』


相槌を打つと、一人用ソファーに腰をかける。



零『敵は想像以上に危険で手強い。君達にも知って貰いたくてね』

知ってるけどね。でも、零をここまで追い込むなんて、流石殺し屋……。




陣平「じゃーな」

巻「何かあったら連絡する」


私たちはまた目隠しをされ、地下シェルターから外へでた。

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