親友と一緒に転生したら、あの兄弟の幼馴染でした

42話 ページ48

Aside


すっかり暗くなってしまった道を四人で歩く


A「そう言えば……蘭ちゃん達なんであの時間まで学校にいたの?」


楓「確かに、いつもならすぐに帰ってるのに……」


蘭､竜胆「「あ〜……」」


竜胆「普通に遊んでた」


蘭「センコーに呼び出しくらった」


A､楓「「蘭ちゃん／蘭 は何をしたの……」」


蘭「窓ガラスカチ割った」


A「アレやったの蘭ちゃんだったの!?」


蘭「うん、友達とふざけてたら〜ガシャンと」


確かに今日の昼休み二階で大きな音が鳴ってたと思ったら


先生達顔色悪くさせて走ってた


でも……蘭ちゃんならやりかねない


楓「だから先生達結構焦ってたのか」


蘭「あの時のセンコー共の顔は笑ったw」


竜胆「兄ちゃん………笑い事ではないと思うけど」


蘭「血相変えてめちゃくちゃ怒ってんのw」


竜胆「はぁ……母さんに怒られるよ?」


蘭「げぇ………母さん怒ると面倒臭いからな……

黙ってたらばれねぇと思う?」


A「いや、それだけの事やったら学校から連絡いくと思うよ?」


蘭「やっぱり?バレてっかなぁ」


楓「うん……バレてると思う」


竜胆「兄ちゃんおつかれ」


蘭「お前ら見捨てるの早くね!?」


竜胆､A「「知らな〜い」」


楓「……自業自得だと思う」


そんなこんなで、ふざけている内に家に着く


蘭「じゃあ……また明日な〜」


竜胆「明日クラスの奴らに……ちゃんと言えよ?」


楓「うん……ありがと」


A「蘭ちゃん、竜ちゃん……ありがとね」


蘭､竜胆「「おう!!」」


楓「じゃあ、またね」


四人「「「「おやすみ!!」」」」


家の前で解散する


あぁいうのを見ると、あの二人はやはりお兄さんなのだと実感する


歳は二歳しか違わないのに、ちゃんと年上のお兄ちゃんなんだ


灰谷兄弟……恐るべし……


なんて事を考えながら、玄関を開ける


A､楓「「ただいま!!」」


母､父「「お帰りなさい!!」」


家の中がとても暖かく感じた

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