親友と一緒に転生したら、あの兄弟の幼馴染でした

41話 ページ47

楓side


感情を抑えられずに二人して大泣きをする……


泣きすぎてもはや何を言っているのか分からなくなってきた


蘭「おー………二人ともギャン泣き……」


竜胆「お互いが大事すぎて溜め込んだ感じか?」


蘭「多分そうだと思う………ほら、二人とも〜」


竜胆「まずは落ち着け」


手を広げて待機している灰谷兄弟


A「ら"ん"ち"ゃ"〜ん"」


楓「り"ん"どう"!!」


Aは蘭に、そしてうちは竜胆に抱きつく


蘭「お〜………よしよし」


竜胆「落ち着くまでしばらくこのままで良いから」


A､楓「「う"ん"(ｸﾞｽｯ」」


灰谷兄弟に抱きつくこと約10分


ようやく話せるようになったかな?


蘭「………落ち着いたか?」


A「うん………多分……大丈夫」


竜胆「楓は?大丈夫そうか?」


楓「うん、平気………ごめん……服濡らしちゃった……」


A「蘭ちゃん……巻き込んじゃってごめんなさい………竜ちゃんも…ごめんなさい……」


蘭「服のことは気にすんな〜俺らから言ったんだし」


竜胆「そ〜そ〜、それに迷惑だなんて思ってねぇから……安心しろ?」


A「二人が優しすぎて……」


楓「また泣きそう……」


蘭､竜胆「「おいおい笑」」


A「でも、二人のおかげで落ち着いた、本当にありがとね」


蘭「なら良かった」


竜胆「でも、今回ので分かったろ」


蘭「お互いが大事なら、我慢せず正直に言った方が楽だぜ?溜め込むのはダメな?」


A､楓「「わかった」」


竜胆「なら……もう帰ろうぜ?優香さんたちも心配するだろ」


蘭「そうだな完全に暗くなる前に動くぞ〜」


外を見ると夕日が沈みかけており、暗くなっていた


急いで準備をし、四人で帰路に着く




(誤字を少し訂正しました。教えてくださった方有難うございます!!)

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