親友と一緒に転生したら、あの兄弟の幼馴染でした

39話 ページ45

楓side


放課後


楓「じゃあ………やろっか」


モブ子「うん!!お願いします!!」


楓「で、皆どこが分からないの?」


モブ子「私ここなんだけど……」


モブ菜「私はぁ、ここなんだぁ」


モブ美「あ、私もそこ分かんない!!」


え、そっから??基礎じゃん………


楓「わかった………順番に教えるね………まずここからね………」


これ………昨日より時間かかるかも………


もう既に帰りたい………でも引き受けちゃったしな……



1時間後


モブ達「「「終わったぁ!!」」」


やっっっっっと終わった!!!!!!


コイツら理解するのにどれだけかかってんだよ


楓「おつかれ………時間も遅いし……もう終わろ?」


モブ子「楓ちゃん、本当にありがと!!」


モブ美「これで今度の小テストは大丈夫だね!!」


モブ菜「もしかしたらぁ満点取れちゃうかもぉ!!」


うん……多分無理、絶対無理


楓「取れるといいね………じゃあね」


モブ達「「「楓ちゃん!!ありがとねぇ!!」」」



楓「ん………気をつけて帰ってね」


早くAのとこ行かないと………


ん?何か話してる?


竜胆「確かに……昨日もだったよな?」


あれ?竜胆?


A「うん………なんか最近クラスの子に勉強を教えてるみたいで……」


蘭「小一でそれって………」


A「勉強を教えれる子が楓くらいしかいないからって………でもさいきんそんなんばっかでさ?………」


A「それに、お昼休みの時も、他の子に邪魔されるの………私の楓なのにって………」


竜胆「寂しくなった?」


A「うん………でも楓のこと邪魔したくないって……思ったら言えなくて………(ｸﾞｽｯ」


話しているうちに泣き出してしまうA


蘭「……………だってさぁ楓?」


え、気づかれてた!?


楓「えっ」


A「えっ………?えっ!?楓!?」


いることに気づいていなかったのかめちゃくちゃ驚いているA


ごめん………そんなに驚くとは思わなかった……

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