漆 ページ7
今の時間軸は大体上弦の陸との戦いの前位です。
善逸side
炎柱の煉獄さんが亡くなってから数ヶ月たち、
怪我が炭治郎と比較すると軽かった俺は兄弟子、獪岳と任務に行くことになった。
正直言って獪岳は苦手だ。
すぐ怒るし、怒鳴るし、運が悪かったら桃も飛んでくる。
けどいつも鍛錬をサボらないで励む姿は凄くカッコいいし、出来れば共闘もしたい。
まあ、案の定こうなる訳で。
今の状態を分かりやすく説明すると、隣からすんごく煩い落雷の様な音がしてる。
鬼?違うちがう。獪岳の音だ。
そんなに俺との任務が嫌なのか・・・。
でも爺ちゃんの願いが叶ってちょっと嬉しい気もする。
話がそれたが今回の任務は1日で十二人もの子供が鬼に襲われたとの事だ。
その中には手足をもがれてはらわただけを食べられた死体もあったようで、直ちに鬼を倒して欲しいとの事だった。
なんと残酷な鬼なんだ。
すぐに倒さなければ、怖いけど。
取り敢えず今はお昼なのでご飯を食べて夜に備えようと思う。
夜
流石に怖くなってきた。
辺りは真っ暗で何も見えないし、
音も聞こえない。
けど兄貴もいるし、大丈夫大丈夫。
そう思った途端、大きな雷が村に向かって落ちてきた。
その音に驚き、兄貴と俺は顔を見合わせ落ちたであろう場所に向かった。
鬼の音がして、刀を構えるとそこには
前に会ってから暫く姿を見せなかった、Aが居た。
前回とは違い、今日は戦う気で来たようで背中には刀を二本刺してあった。
「久しぶりだね。2人とも相変わらず貧相な風体をしていやがる。」
満面の笑みで俺たちに話しかけるAは、俺の知ってる兄貴じゃなくて何の感情も入って居ないような気がした、
「黙れカス!!なんで人を喰ったんだ!?」
獪岳が叫んだ。
兄貴は部が悪そうな顔をして、
「じゃあお前は俺があの時死んでいたら良かった・・・って言うのか?」
と言った。
そんな訳ない。
俺も獪岳も兄貴の事が大好きだし、尊敬している。
死んで欲しいわけが無い。
けど人を喰うのは違う。
「子供の殺し方・・・凄く酷いものだった。なんであんなにしたの?」
一瞬ポカンとして、気がついたら俺の前まで来ていた。
「教えて欲しい?それはね・・・
俺が鬼にされた時と同じ格好だからさ」
ただの自己満足。と話す兄貴に無性に腹が立ち、刀を抜いて兄貴に斬りかかった。
-----------------------------------次は戦闘シーンです。
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抹茶もち(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» ありがとうございます!!ほわほわ (2020年1月18日 19時) (レス) id: a05b1d498e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶もち(プロフ) - 夢染さん» ありがとうございます!! (2020年1月18日 19時) (レス) id: a05b1d498e (このIDを非表示/違反報告)
夢染 - めっちゃ好みです! (2020年1月18日 13時) (レス) id: b716b56083 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - ほわぁ、好きです。応援してます!!ほわ、ほわ (2020年1月18日 11時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:抹茶もち | 作成日時:2020年1月16日 4時