俺の兄貴 (ページ6) - 小説/夢小説

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:31,470 hit

陸ページ6

俺の姿を見た善逸は恐怖と困惑からか顔を歪め、ガタガタと震え出した。

きっとなんでAが等と思っているのだろう。

可哀想な人間だ。

自分の撒いた種なのにも関わらず意味が分からず身の回りの人が壊れていくのだから。

善逸は少し困惑した後、どうして兄貴が･･･と呟いた。

きっと俺は上弦の壱である黒死牟様に食われたと報告されたのだろう。

俺はお前の兄なんかじゃないと言う意味合いを込めて

「あれ？なんでこんな所に雑魚がいるんだ？」

と言ってやった。

アイツは驚いた顔をしている。

当然だろう。

今まで良くしてもらった兄弟子に雑魚等と言われたのだから。

俺はこの絶望した顔が好きなのだ。

1番美味しくなるから。

でもアイツは美味しくない。

見た目と匂いだけでも分かる。

腹の奥がムカムカとしてくる匂いだ。

気づいたら後ろに上弦の弐の童磨がいた。

彼には畏まらなくていいと言われているので最低限の敬語は使うが、それ以外は使わない様にしている。

その日は2人とも戦う気が無かった為、撤退した。

でも心の奥底の感情が、ずっと善逸の顔を閉じ込めて居て。

気持ちが悪かったのでその日は腕を1本食べて終わった。

-----------------------------------短いし、更新が遅れている･･･。もうカタツムリ更新じゃないか。

作品を読んでくれてありがとうございます！！これからも遅いながらも更新を続けて行きますので、よろしくお願い致します。

参話で獪岳のじいちゃんさんの読み方"師範"と書いてありましたが正しくは"先生"でした。すみません
抹茶もち