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それからというもの…
「あっ今吸おうとしてなかった！？」
「ハイぼっしゅう〜！！」
「それたばこ！？あ、チョコかごめん！！」
＿＿＿＿監視の目がヤバすぎる…！
実はこっそり会社とかで吸っていたのだが、偶然コネシマさんと彼女が街で会った時に
「お！ショッピの彼女やないか！これ忘れとったって言っとってくれ！」
という具合でショートピース(開封済み)を渡されたらしい。
案の定怒られた。
あのクソ先輩絶対許さん
「はい、ちゅーは？」
「たばこ吸ってたくせに…」
「もう吸ってへんって…」
しかし、こんな具合で家ではキスが日課になっていた。
目論見通りっちゃ目論見通りなんだけども…
「(ニコチンが足りひん……！！)」
俺は深刻なニコチン不足に悩まされていた。
「ね、ねぇ…」
「……なに」
「あ、えーと、ちゅ、ちゅーする…？」
明らかにニコチン不足でイライラしてる俺の元に彼女が恐る恐るやってきた。
「き、今日はべろ絡ましても怒んない！…ね？」
「………ちゅーはするけど、もう限界や…タバコ…返して……」
げっそりした顔(当社比)でそう彼女に言う。
「＿＿＿＿やだ！！」
「はぁ！？」
なんでやねん返せや！と彼女の腕を掴んでいうが、絶対返さない！！やだね！！と返す様子はなかった。
「なんでそんな吸わせてくれへんの！？」
「だって！！」
「だってなんや！」
「……だ、だって、えっ、ちの時……たばこの匂いが、して、ショッピくんの匂い、だから…恥ずかしい……」
途切れ途切れに赤面しながら彼女は小さく呟く。
「…ッはぁ〜」
「な、なに！？悪かっ＿＿＿＿」
「いやもうブチ犯すわ」
「えっまってちょっ、どこさわってるのまってまって！！！」
＿＿＿＿その後彼女がニコチン不足の俺からどんな目にあったかなんて言うまでもない。
ヒ ー ロ ー は 遅 れ て や っ て く る→←シ ガ レ ッ ト の 口 づ け
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うさ(プロフ) - ヒーローは遅れてやってくる、普通にお話として大好きです。最後のオチの文が綺麗で素敵です。応援してます。 (2019年4月24日 15時) (
レス) id: c595f3c6d5 (このIDを非表示/違反報告)
はるさめ(プロフ) - 短い中でストーリーをまとめ、なおかつ綺麗なオチのある作品に仕上げる東雲さんの作風が本当に大好きです。簡潔なんだけど丁寧で飽きのこないというか。あっ勿論東雲さんのギャグセンスも愛してます。無理のない範囲で更新頑張ってください。 (2019年4月20日 0時) (レス) id: 965a17df9d (このIDを非表示/違反報告)
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