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救世主8 ページ11
谷地side
もう、誰も見たくない。誰にも見られたくない。こんな自分、いなくなっちゃえ！！
谷「こんなになるなら、私がひかれたらよかったのにな…」
月「そんなこと考えてたの？」
！？
谷「つ、月島くん！？」
なんでここに！？
月「泣いてる声結構聞こえてたよ。
あとさ、自分がひかれたらよかったとか普通考えないデショ」
谷「考えるよ…こんなことになるなら助けてほしくなかったよ！！こんなの月島くんになんかわかんないよ！」
重い沈黙…
月「わかるわけないデショ。
平山先輩が1番辛いのにそれを考えもしないで自分が1番辛いなんて甘い考えを持ってる奴の気持ちなんて僕にはわからないヨ
てか、わかりたくもない」
そっか…月島くん、ありがとう
谷「…っ。そうだよね。私、すごい自己中だったね。あはは、先輩に感謝しないとだよね
私、バカだなぁ…」
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作者名：低血圧鈴木 | 作成日時：2016年2月6日 11時
