(青side)部屋 ページ22
ﾎﾃﾙ「またお待ちいたしております。」
8時過ぎ、ちょっと早いけどチェックアウトして、ふたりでタクシー乗ってAのうちへ向かう。
9時前に着いて、
「どうぞ。」
『お邪魔しまーす。』
裏口から入って、早速店のカウンターで休業の紙を作成。
『彼氏とデートのため、って書く？』
「お店潰れるからイヤだ(笑)」
"誠に勝手ながら、本日は休業いたします。尚、、"
「明日は営業いたします、、よしっ！」
貼ってきます！って、足を引きずってシャッターを開けに行こうとするから、
『はい、どうぞ。』
Aを抜かして先にシャッターを上げたら、
「ありがと。」
俺に素直にお礼して外に出ていった。
店内は、たくさんの花が元気に咲いてて、相変わらずポップにはぎっしり説明が書いてある。
貼り終えたAが戻ってきたから、またシャッターを閉めてあげたら、
「ありがとうございます。」
って今度は丁寧にお礼してきた。
「着替えてくるね。」
『俺もいってもいい？』
「、、うん、どうぞ(笑)」
2階のリビングを通り過ぎて３階へ。
部屋が2つあって、ひとつがAの寝室で、もうひとつが、、
「息子の部屋。」
まだ当時4歳やったから、部屋は作ってなくて、今は空き部屋のまま。
『右足そんなんで３階はしんどいやろ？』
「うん、でも別に急ぐこともないし(笑)」
ゆっくりだから平気、ってクローゼットを開けて服選んでる。
『あ、、それ！それがいい。』
呼び出したホテルまで、息切らせて来てくれた時に着てたワンピース。
ベッドでゴロゴロしながら指差したら、
「これ(笑)？わかった。」
あの時のことを特に責めるでもなく着替え始めた。
『あの時さぁ、、』
「んー？」
『あの時どうやって帰ったん？』
「、、タクシー。」
足痛くてタクシーで帰ったって。
『今度から領収書もらっとき？俺出したるから。』
「うん、分かった。もらっとく。」
『嘘つけ、絶対もらえへんつもりやん(笑)』
Aのワンピースの裾を引っ張って寄せてきて、
『可愛い、、めっちゃ似合ってる。』
Aを膝まづかせて、ベッドで仰向けになってる俺を上から覗いてくるAの頭を引き寄せてキスした。
『あ、、どうしよ、、スイッチ入れてもいい？』
「ダメ！全部終わってから(笑)」
『キスはええのに？』
「行こ？」
Aが俺の手を引っ張って起き上がらせようとしたから、勢い付けて起き上がって、
「んー、、(笑)！」
すんごいキスしたった。
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まるなす - ひよりんさんの小説好きです。これからも楽しみに待ってますね。 (2019年9月21日 20時) (
レス) id: e561b9b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 応援ありがとうございます！頑張りますっ(￣▽￣)ゞ (2018年1月8日 23時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - こちらこそありがとうです!!実はこれにのめり込んだきっかけが追い恋で… 追い恋を読み始めて直ぐひよりんさんのファンになりました(笑)勝手なんですがこれからも応援しています！ (2018年1月6日 0時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 全部読んでくれたんですか！？ありがとうございます(σ≧▽≦)σ頑張ります！！ (2018年1月5日 21時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - 一気に読んだんですが…めっちゃ泣きました！！今でも泣いてます(笑)あと、ひよりんさんの小説、全部読ませて戴いたんですが、全部いい話で、、全部泣きました。。。(苦笑)頑張ってください！ (2018年1月4日 23時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年9月26日 23時
