(緑side)警戒されてる ページ15
いよいよ今日。
まるを途中で拾って、やすの想い人の花屋さんへ。
車の中でまるに説明したら、
丸「まずは彼女にホンマの気持ちを聞かなアカンな、、」
『おん、でもな、、』
俺は両想いやと思ってる。
やって、ホテル来たんやろ？
おしゃれしてたんやろ？
『俺は、どうやって足枷を外すかが問題やと思ってる。』
人好きになるのに待ってもクソもないわ。
・
『ここや、、』
丸「可愛いお店やね。」
近くの駐車場に車を停めて花屋の前に立つ。
中覗いたらお客さん接客してる子がおる。
あの子や。
めっちゃ可愛いやん、、
客のフリして店に入って中を物色。
客「じゃあ、Aちゃんよろしくね。」
A「はい、ありがとうございました！」
外までお客さんを見送ったあと、
A「すみません！お待たせしまし、、」
俺の顔見て止まった。
『俺知ってる？』
「、、」
めっちゃ警戒されてる、、
丸「Aちゃん、こんにちは(^_^)」
『こんにちはー。』
ここはまるに任せた。
丸「俺らのこと知ってる。」
「章大さんの、、」
『名前わかる？』
「、、ごめんなさい、、」
あー、俺らってまだまだやな、、
『やすのことで話したいんやけど、、』
「ごめんなさい、お店あるから、、」
丸「なぁ、１日平均どれくらい売れてんの？」
まるが突然そんなこと聞いて、
『5万〜7万です。』
丸「じゃあ、8万円分の花買うわ。」
やから、お店閉めてもらっていい？って、
めっちゃカッコいいこと言うてる、、
「そんな、、」
『お願い！』
丸「お願い！」
まると二人で手ぇ合わせてお願いしたら、
「、、わかりました。」
はぁ、ってため息ついて、シャッターを閉めてくれた。
やすの言うた通り、右足を引きずってる。
何より、
丸「美人さんやなぁ。」
『ほんまに、、』
外見もそうやけど、なんかこう、、
雰囲気に透明感があって、色気もプラスされてる。
「、、どうぞ。」
２階のリビングに案内されてコーヒーを出してくれた。
「話って？」
『正直に答えてほしい。やすのことどう思ってる？』
「、、それは、、」
丸「付き合うとかそういうことじゃなくて、Aちゃんの気持ちが聞きたいねん。」
「、、好き、です。」
俯いてボソッと呟いて、
『ひとりの男として？』
、、コク、って小さく頷いた。
丸「ちょっと、、めっちゃ可愛いねんけど、、」
まる、激しく共感。
華奢で小さな肩を震わせて泣き出した彼女が可愛くて、抱きしめたくなった。
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まるなす - ひよりんさんの小説好きです。これからも楽しみに待ってますね。 (2019年9月21日 20時) (
レス) id: e561b9b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 応援ありがとうございます！頑張りますっ(￣▽￣)ゞ (2018年1月8日 23時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - こちらこそありがとうです!!実はこれにのめり込んだきっかけが追い恋で… 追い恋を読み始めて直ぐひよりんさんのファンになりました(笑)勝手なんですがこれからも応援しています！ (2018年1月6日 0時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 全部読んでくれたんですか！？ありがとうございます(σ≧▽≦)σ頑張ります！！ (2018年1月5日 21時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - 一気に読んだんですが…めっちゃ泣きました！！今でも泣いてます(笑)あと、ひよりんさんの小説、全部読ませて戴いたんですが、全部いい話で、、全部泣きました。。。(苦笑)頑張ってください！ (2018年1月4日 23時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年9月26日 23時
