(青side)ポップ ページ3
ひとり残されて、やることないからまた花のポップに目をやる。
てか、、
こんな細かい文字誰が読むねん、、
５�兒擁�の紙にビッシリ書かれてる。
ますますキモイ女やな、、
読むのがしんどなって、カウンターに目を向けたら、カラフルなリボンや包装紙に紛れて、
"やさしい経営学"
"分かりやすい起業の流れ"
とかゆう、全然面白くなさそうな本が置かれてる。
そばにあった木製のスツールに腰かけてボーッとしてたら、
「お待たせしました、、」
お茶の入ったグラスをお盆に乗せて、女が奥から出てきた。
カウンターにグラスを置いて、自分は花の図鑑を見ながらポップを書き始める。
『そんなん誰も読まんやろ(笑)？』
少しバカにしたように言うたら、
「これは、私のためです(笑)」
『は？』
「自分の勉強のために書いてるんです。」
花のこと何も知らんから、自分が覚えるために書いてるって。
『何で花屋なんかすんの？』
「それは、、内緒です(笑)」
ふーん、別に興味ないけど。
興味あるのは、、
『なぁ、せっかく二人っきりやし、、』
ええことしよっか？って、カウンター越しの女を覗き込んだら、
「な、、からかって///」
あともうちょい。
『何で？からかってへんし。アンタめっちゃタイプやねん。』
「、、大切な人が泣きますよ？」
あ、素面に戻った、、
『泣いてへんよ、俺の知らんとこで死んだんやから、、』
、、ひとつだけ君に怒ってることがある。
それは、俺に何も言わずいなくなったこと。
それだけは、天国で再会したとき一番に文句言うたろうと思ってるねん、、
「、、章大さん？」
『、、何やねん、、そんな顔で見んなや、、』
女が俺を哀れんだ目で見てきて、気持ちを見透かされそうな気がした。
ペンを握ってる女の手を掴んで、
『ベッドどこ？』
「ベッドはイヤです。」
は？何言うてんのコイツ、変態か？
『じゃあ、ここでええ？』
「、、ベッドよりマシ。」
ど変態やな、、
女の方に回り込んで、白い首筋に噛みつく。
「ん、、はぁ、、」
ペンはまだ持ったままで、せっかく半分書き上げた紙は、握りしめられてぐちゃぐちゃになってる。
『感度ええやん(笑)、、てか、、』
その、可哀想なヤツ見るような目ぇすんなって、、
『なんかムカつく、、』
「あ、、ん///」
後ろ向かせて、カウンターに両手つかせて、
何度も後ろから繋がっても、女は泣きもせず、ただひたすら俺を受け入れてた。
俺は、夢中でこの女を欲した。
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まるなす - ひよりんさんの小説好きです。これからも楽しみに待ってますね。 (2019年9月21日 20時) (
レス) id: e561b9b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 応援ありがとうございます！頑張りますっ(￣▽￣)ゞ (2018年1月8日 23時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - こちらこそありがとうです!!実はこれにのめり込んだきっかけが追い恋で… 追い恋を読み始めて直ぐひよりんさんのファンになりました(笑)勝手なんですがこれからも応援しています！ (2018年1月6日 0時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ベリー��Toppoさん» 全部読んでくれたんですか！？ありがとうございます(σ≧▽≦)σ頑張ります！！ (2018年1月5日 21時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ベリー��Toppo - 一気に読んだんですが…めっちゃ泣きました！！今でも泣いてます(笑)あと、ひよりんさんの小説、全部読ませて戴いたんですが、全部いい話で、、全部泣きました。。。(苦笑)頑張ってください！ (2018年1月4日 23時) (レス) id: 8865345ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年9月26日 23時
