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「A、、ただよし、って言うて、、」
『ただよし、、ん、、』
「A、、キスは？」
『、、ん、、ふ、、』
２日目、大倉さんがずっと私を求め続ける。
『ねぇ、、休憩、、あぁ、、』
「アカン、、まだ、、まだ昼やん、、」
気を失っても許してくれなくて、
『あ、、やぁ、、もームリ、、(泣)』
「A、俺見て？愛してるって言うて、、」
『あいして、、る、、ん、、』
15時、とうとう私は何をされても起きなくなって、
「どうしよ、、俺も好きすぎてツラいわ、、」
って大倉さんが呟いた言葉は、私の記憶に残ることなく、静寂の中へ消えていった。
・
『、、ん、、』
寝返りを打とうとしたら、身動きが取れないくらいの窮屈感で目を覚ました。
私のおでこに大倉さんの寝息がかかって、前髪がユラユラ揺れてる。
私が動かないようにガッチリ固めて抱きしめられてる腕に幸せを感じる。
それと同時に、３日後の大倉さんの出発のことを考えると寂しくて泣きそうになるの繰り返しで、、
「情緒不安定か(笑)」
いつから起きてたのか、彼の胸に顔を埋めて泣くのを我慢してたら、頭の上から声が聞こえた。
『気にしないで、出発までこんなだから(笑)』
「ええよ、泣きたくなったら泣き？」
全部受け止めたるから、って。
『甘やかすなぁ(笑)』
「帰ってきたら一生甘やかしたるで♪」
『うん、楽しみ！』
「よし、メシ食おか。」
大倉さんがベッドから出てルームサービスを注文しにいった。
繋がり過ぎてお腹と腰がズンと重い。
部屋に入ってから服は着てなくて、フワフワのバスローブはすっかりお気に入りになった。
「Aーメシ来たー。」
『、、早くないですか？』
ベッドルームから出ていって10分も経ってなくて、、
「おいで？」
連れていかれたリビングには、、
『、、美味しそう(笑)』
フレンチのコース料理が並んでて、、
「ここの最上階のレストランの料理やねんて。」
昨日予約しといてん、って。
『バスローブで絨毯に座って食べるの？』
「贅沢やろ(笑)？」
メインから食べても怒られへんねんで？って言いながら、ステーキの上に乗ってるキャビアをつまみ食いしてる。
シャンパンも用意されてて、
「帰ってきたら、Aが売れっ子になってますように。」
『頑張ります(笑)』
乾杯して、高級フレンチを楽しんだ。
最後の夜は、何もしないでただ抱き合って眠った。
彼の温度を、匂いを、忘れないように。
寂しくならないように。
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Dslove(プロフ) - おまけ(意地)を読んで家族という病に少しだけ共感してしまいました。 (2019年2月25日 12時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - yukiさん» ありがとー！ただただたっちょんに甘やかされたい願望の強いお話やからね(///∇///)激甘やと思います(笑)共感してもらえてうれしぃ(///∇///) (2018年12月17日 16時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 久しぶりに読んでも、この話が1番すきかな？何回読んでも切なくなるけど、大倉さんの愛のパワーwで上回って、キュンとしちゃうんですよね(´･_･`)♪ (2018年12月14日 11時) (レス) id: 2effd210bf (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぁぃ岡ちゃんさん» コメントありがとうございますっ！！嬉しいです( ；∀；)！タイミングなんて気にせず大歓迎です♪はい、楽しい妄想お届けできるようがんばりますっ！ (2018年11月18日 8時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - 変なタイミングですが抑えきれないのでコメント失礼します！途中見えなくなった辺りで泣いて、サプライズウェディングで泣いて、甘いところはキュンキュンして、ほんとにひよりんさんの作品が好きだな、と思いました 他作でもひよりんさんワールドを楽しみにしています (2018年11月18日 2時) (レス) id: 7eddb1a995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年9月3日 23時
