珍しく ページ12
「腹減ったー、、」
『何か食べに行きますか？』
ベッドでだらだらしてたらお腹が空いてきた。
もう18時だって。
「アホやなぁ、、」
『、、？』
大倉さんが、ちょっと待っときって、部屋に用意されてた上質なバスローブを着てベッドルームを出ていった。
数分後、
「どれするー？」
『、、スゴい(笑)』
ルームサービスメニューが書かれた革表紙のファイルを持ってきた。
『どれも美味しそう♪』
「じゃあ、俺のチョイスでいい？」
『うん、何でもいい(笑)』
大倉さんがフロントに注文してくれて、
「30分くらいやって。」
『着替える？』
「バスローブ着とき？でも、、」
料理が来るまではここにいなさい、って。
「Aのこんなカッコ見せたないもん。」
『、、だらしない？』
「ううん、やらしい。」
『、、///』
「ふはっ、可愛い♪」
また呼びに来るわ、って、
私の頬にキスして、私を残してリビングに行った。
『、、』
けど、、
「アカンやん(笑)まだ料理来てへんってー、、」
一人じゃ寂しくて、大倉さんのいるリビングへ行く。
『あと少しで離ればなれだもん、、』
側にいるのに隣に居られないなんてイヤだ。
「、、３ヶ月大丈夫(笑)？」
『無理かも、、もう寂しい。』
「ちょっと、、そんなん言うなって(苦笑)」
大倉さんに抱き付いたら、困りながらも抱きしめてくれて、
「連れていきたなるやん、、」
『ついていこうかな、、』
「ドラマも決まってんやろ(笑)？」
『、、だって、、』
珍しく大倉さんが私に言い聞かせてる。
「A？」
『、、』
「帰ってきたらまたここ来る？」
『、、うん。来る。』
「じゃあ、頑張れる？」
『それは分かんない、、』
「こらこら(笑)」
『ふふっ(笑)』
ピーンポーン、、
「やっば、料理来たやん(汗)」
ドアのチャイムが鳴って、大倉さんが慌てて私をベッドルームに隠した。
ドアの向こうで、大倉さんが料理の説明を受けてて、
コンコン、、
「Aーええよー。」
ホテルの人が出ていってすぐ迎えに来てくれた。
ダイニングテーブルじゃなくて、ソファーの前のローテーブルに料理が置かれてて、
「はい、ここおいで。」
大倉さんが座った足の間に私を座らせた。
それからは、ジャグジーに入ってても、テレビを見てても、もちろんベッドでも、ずっと私と一緒にいてくれる。
でも、、
『ここはいいです(汗)！』
「遠慮せんとー♪」
トイレはさすがに全力でお断りした。
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Dslove(プロフ) - おまけ(意地)を読んで家族という病に少しだけ共感してしまいました。 (2019年2月25日 12時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - yukiさん» ありがとー！ただただたっちょんに甘やかされたい願望の強いお話やからね(///∇///)激甘やと思います(笑)共感してもらえてうれしぃ(///∇///) (2018年12月17日 16時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 久しぶりに読んでも、この話が1番すきかな？何回読んでも切なくなるけど、大倉さんの愛のパワーwで上回って、キュンとしちゃうんですよね(´･_･`)♪ (2018年12月14日 11時) (レス) id: 2effd210bf (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぁぃ岡ちゃんさん» コメントありがとうございますっ！！嬉しいです( ；∀；)！タイミングなんて気にせず大歓迎です♪はい、楽しい妄想お届けできるようがんばりますっ！ (2018年11月18日 8時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - 変なタイミングですが抑えきれないのでコメント失礼します！途中見えなくなった辺りで泣いて、サプライズウェディングで泣いて、甘いところはキュンキュンして、ほんとにひよりんさんの作品が好きだな、と思いました 他作でもひよりんさんワールドを楽しみにしています (2018年11月18日 2時) (レス) id: 7eddb1a995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年9月3日 23時
