fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ37)

今日:3 hit、昨日:29 hit、合計:1,358,779 hit

褒めすぎページ37

『お疲れさまでした。』
ｴﾘ「お疲れ様です。」

丸「はい、お疲れさまでした！」

定時少し過ぎて、３人でエレベーターに乗り込む。

『楽しかったですか？』

丸「おん、めっちゃ楽しかった！」

またヒナちゃんにお願いしよかなー、って言って、

丸「ほな、気を付けてね！」

ｴﾘ「帰らないんですか？」

丸「営業部寄って帰ります(￣-￣)ゞ」

今から営業部のお仕事するって。

『お昼からは大丈夫だったのに、、』

丸「女の子二人は心配やろ？」

ｴﾘ「きゅーん、、」

爽やかな笑顔と、

丸「クロースバーン！！」

『、、』

謎のギャグを残して10階で降りていった。

その夜、

「ただいまー。」

『お帰りなさい♪』

わーい！って、朝ぶりの章ちゃんに抱き付く。

「江藤科学いけたん？」

そしたらヨシヨシ、って章ちゃんが抱きしめ返してくれる。

『うん、丸山さんが解決してくれた。』

丸山さんって大きな人だねぇ、って言ったら、

「マルは繊細なヤツやからな、、」

表情ひとつでその人の気持ちも汲み取れるし、本人より先回りして考えてくれるから、、

「マルの下で働く人間は思いっきり仕事出来るねん。」

だって。

『立派だねー、、』

「俺はお世話になれへんけどな！」

『ふふっ、カッコいいー！』

「やろ？」

お風呂でも、私が丸山さんのことを話してたら、

「A？」

『んー？』

「他の男褒め過ぎちゃう？」

『、、』

「俺そんなんキライって言わんかったっけ？」

『、、ごめんなさい、、』

ヤバい、、章ちゃんの目が据わってる。
調子乗りすぎた、、

『ごめんね(汗)？』

「子供おらんかったら啼かしてるとこやで？」

『はい、、んー、、』

噛みつくようなキスされて、少し痛いけど、
何だかSな章ちゃんが久しぶりで、、

「、、俺の機嫌とってんのか？」

『ふふっ、カッコいいもん♪』

章ちゃんの首に腕を回してそれに応えたら、ピクッてして章ちゃんから唇を離した。

「、、」

『優しい章ちゃんも好きだけど、ヤキモチ妬く章ちゃんも好き♪』

「この子変態になってる、、」

『嬉しい？』

「、、くっそー、、キュンキュンさせやがってー、、」

その夜、ベッドではやっぱり優しかったけど、

「次他の男褒めたら泣いてやる！」

『うそ！それもまたよし♪、、あ、、』

「うっさい、だまれ。」

『ふふっ、可愛い♪』

丸山さんがどれだけカッコよくても、
いじける章ちゃんの方が愛しくて、

見つめられるだけでキュンキュンするんだ。