追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ35)

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着物ページ35

「Aー、おはよー。」

『うー、眠いzzz』

「はよ起きや？遅れんで(笑)？」

まだいけるけど、って裸の私を抱きしめる章ちゃんも裸だ。

「風呂入る？」

『今から？』

「昨日予約しといた♪」

すぐ入れるで？って私をバスルームへ連れていってくれる。

・

『朝風呂いいねぇ(笑)』

「やろ？」

昨日の章ちゃんは、史上最強だった。
色んな意味で(苦笑)

「あー、ごめん、、歯形付いてる。」

後ろからうなじをツツッてなぞるから、

『ん、、』

くすぐったくて声が出る。

「内出血してる(汗)」

『いいよ、章ちゃんのだったら(笑)』

向き合って章ちゃんに抱き付いたら、
ぎゅーってきつく抱きしめ返される。

『、、章ちゃん、そろそろお時間です。』

「えー(笑)」

支度を終えて、ちょっと早めに出勤。
会社のエレベーターも二人きりで、10階で章ちゃんが降りる時、

「行ってきます♪」

朝には似つかわしくないスッゴいキスされた(笑)

部屋に入ってパソコンを立ち上げてたら、

「おはよー。」

『おはよー。』

エリちゃんも出勤。

ｴﾘ「早いじゃん(笑)」

ギリギリかと思った、ってからかうから、

『死ぬかと思ったけどね。』

って素直に答えた。

ｴﾘ「生々しいわ(爆)」

渋「おはよーさん。」

『すばるくん、おはよー。』

私を押し退けて、私の椅子に座るから、そのままコーヒーを淹れにいく。

『どうぞ。』

渋「なぁ、、」

『はい？』

渋「エリらの二次会な、、」

心春ちゃんに着物着せたい、って言うから、

『いいよ(笑)私も着ようかな♪』

華ちゃんにも着てもらおうかな、って考えてたら、

渋「どっかええ店知ってる？」

って聞かれて、あの百貨店の呉服売場と、いつも担当してくれてる男の人を教えて、

『向こうに連絡しとこうか？』

行く時間をすばるくんから聞いて、早速午前中に予約しておいた。

亮くんに、

(エリちゃんの二次会、華ちゃんと心春ちゃんと３人で着物着るからお願いします。)

ってLINEで送ったら、

亮ー任しとけー

って返ってきた。
そのあと、

華ー亮が着物買うって言ってるけど(笑)？ー

(言うこと聞いといてね♪)

サラッと受け流した。

ｴﾘ「あんた、最強だね(笑)」

お昼休憩、一人でお弁当食べてたら、

大「お疲れさん。」

『お疲れ様です。』

大「着物着るんやって(笑)？」

『うん！』

大「じゃあさ、、」

メンバーも着物着せたい、って言うから、

『いいね！絶対カッコいいよ！』

二人で勝手に決めた(笑)