追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ2)

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監視ページ2

14時前、内線が鳴る。

♪～

『はい、安田です。』

受付「高科様が来られてます。」

『はーい、行きます。』

内線を切って、１階に降りたら、

この前はTシャツだったのに、今日はジャケットを着てキチンとしてる。

『こんにちは(^_^)』

高「すみません、急に来てしまって。」

『いえ、、どうぞ？』

12階の応接室に案内して、向き合って座る。

ｴﾘ「失礼します。」

エリちゃんがコーヒーを持ってきてくれて、
多分見たかっただけだろうけど(笑)、

高「あ、すみません、、ありがとうございます、、」

って、エリちゃんの美貌に吸い込まれてる。

『高科さーん、始めましょうか(笑)？』

おーいって手を振って、こっちの世界に引き戻す。

高「あ、、すみません///」

・

『オープン、スタートが30分ズレになるんですね？』

高「はい、、ミスキャンパスの終了が押しそうなので、スタッフが揃うのがこの時間なんです、、」

『了解です！』

あと、打ち上げのこととか、細かい当日のスケジュールの修正した資料をもらって、

『わざわざありがとうございました。』

１階までお見送り。

高「あの、、安田さん？」

『はい？』

高「えっと、、よかったら仕事終わってか、、」

「A！」

『あ、お帰りなさい(^_^)』

章ちゃんが外出から帰ってきた。

章「、、誰？」

高「あ、、今度文化祭でライブをしていただく◯◯大学の高科です。」

『です。』

章「あー、よろしくお願いしますー。てゆうか、、」

です、って何やねん！って突っ込まれる。

『だって、高科さんしっかりしてるんだもん(笑)』

高「あれ？もしかして安田さんって、、」

章「うちの[嫁]がお世話になってます(^_^)」

『主人の章ちゃんです。』

章「何かアホみたいやから止めて(笑)？」

章ちゃんがなかなか行かないから、

『お仕事してください(笑)』

章「はいはい。あ、それと、」

今日遅なるから先寝ときや？って、私の頭をポンポンってしてエレベーターに乗った。

『すみません、、』

高「いえ、、めっちゃ牽制されましたけど(苦笑)」

『、、？』

高「では、また前日くらいにお電話します。」

やっぱり爽やかな笑顔で帰っていった。

12階に戻ったら、

ｴﾘ「章ちゃんが、高科さんのこと聞いてきたよ(笑)？」

ってエリちゃんが言うから、

『何で？』

(章「アイツ、Aに好意持ってる。エリ、監視しとけ！」)

ｴﾘ「、、だってさ(笑)」

愛されてるねー、ってエリちゃんにからかわれた(笑)