幼少期 ページ35
章ちゃんが中学の時は、私は年中〜小１の時で、
お母さんが着付けの教室を自宅で始めた頃だ。
小学校に上がるまで、幼稚園の後は章ちゃんのお母さんにお世話になってた。
章ちゃんが中２で私が年長の時、いつも私と遊んでくれてた章ちゃんに怒られたことがある。
怒られたのは後にも先にもこの１回だけだったけど。
おばさんと公園から帰ってきて、おばさんは途中で近所の人に会って話し出したから、
私だけ先に章ちゃんの家に帰ったことがあった。
玄関に入ったら、章ちゃんの靴と一回り小さい靴が並んでて、、
『章ちゃんっ！』
大好きな章ちゃんが帰ってるのが嬉しくて２階に駆け上がって、章ちゃんの部屋のドアを開けようとしたら、
章「入ってくんなっ！！下いっとけっ！！」
って、中からドアが開かないように抑えながら怒鳴られて、ビックリして怖くて泣きながら下に下りたのを覚えてる。
ソファーで泣いてたら、階段を下りる足音が聞こえてきて、
チラッとそっちを見たら、
セーラー服を着た可愛い女の子が章ちゃんと話してる。
その時その子と目が合った。
二人がチュッて触れるだけのキスをしてたのを見て、
幼いながら、胸を掴まれたように痛かったのを覚えてる。
女の子が帰ってから、章ちゃんが私のところに来て、
章「A？ごめんな？ビックリしたな、、」
って私を抱き上げて、優しく謝ってくれて、
それから一緒に遊んでくれたけど、、
『やだ、、』
章ちゃんがいつもしてくれる大好きなキスをその日はずっと拒んでたら、
章「何でよー、、いつもしてくれるやん、、」
って少し寂しそうな顔してた。
・
お鍋のお会計の時、ほんの数秒間でその日のことが頭をぶわって駆け抜けた。
その女の子と鈴木さんの顔がリンクして、、
章ちゃんの初めての人なのかな、ってふと思った。
こういう時の私の勘はよく当たる。
きっとそうだ間違いない。
「彼を忘れたことはなかった。」
このひと言が全てを物語ってる。
女の子は初めての人は絶対忘れないものだ、
独身なら尚更、、
運命の再会とか思っちゃってもおかしくない。
現に、鈴木さんの目は、キラキラしてて、
鈴「あー、この前ハジメちゃんに会ったよ(笑)？」
章「へー、アイツ今なにしてんの？」
って章ちゃんは、まあ、、普通だけど、、
二人で話してるのを見てたら、何だか私がお邪魔みたいで、、
伝票にサインをして、そっと離れようとしたら、
章「帰ろか？」
って章ちゃんに腕を掴まれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよりん(プロフ) - な お ?さん» 初コメントありがとうございます(*≧∀≦*)番外編考えてまーす！好きになってくれてありがとー(///∇///) (2016年11月27日 8時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
な お ?(プロフ) - 初コメント失礼します…追い恋終わってほしくないです…！本当にこの話大好きなので、続編とか番外編とかしてください（；＿；） (2016年11月25日 20時) (レス) id: f555273a16 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - クララさん» あーん(T-T)番外編もあるよーヽ(・∀・)ノ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 大倉忠子さん» うおー、ウェルカム青eighter＼(^o^)／特別なものにしてくれてありがとうございます。いつまでも読んでもらえるように頑張ります！！ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 式部さん» よかったよかった♪うんうん、頑張るっ！！ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年10月22日 19時
