一歩分 ページ16
白熱する部署対抗リレー。
やっぱり制作部と営業部の一騎討ちで、
アンカーは、亮くんが一歩分先にバトンを受け取った。
章ちゃんが亮くんを追いかけるかたちになってて、、
『章ちゃん！頑張って！』
私の前を通り過ぎる瞬間思わず叫んだら
チラッてこっちを見た章ちゃんと目が合って、、
ｴﾘ「章ちゃん、笑ってなかった？」
『うん、そんな気がしたけど、、』
そしたら、
章ちゃんがぐんぐんスピードを上げて、、
『あ、、』
最後のコーナーで亮くんを抜いた、、
ｴﾘ「はやっ！」
そのまま一歩分の差で章ちゃんが逃げ切って勝利。
そのままの勢いで私に向かって走ってきたから、両手を広げて章ちゃんを受け入れた。
「見てた？」
『見てた！凄かった！』
私の背中にまわした手が、
後頭部に移って、
引き寄せられて、
唇が重なった。
まわりがウォーッ！！って盛り上がってる中、ゆっくり唇が離れて、、
『私からじゃなかったの(笑)？』
「忘れとった(笑)」
どっちでもええやん、ってまたキスされた。
村「はいー、そこのバカ夫婦ー、いちゃこら終わりー。」
って言う本部席にいるヒナちゃんの棒読みのアナウンスで運動会は幕を閉じた。
・
『ねぇ、何でここにいるの(笑)？』
「うっさい。Aキライ。」
亮くんが、経理部のテントで私が持ってきたお菓子を食べながら拗ねてる。
『華ちゃんは？』
亮「片付け終わったら慰めてくれるって。」
『繋ぎかよっ(爆)！！』
もー、、全然勝たれへんっっ！！ってヤケクソになってる。
ｴﾘ「華が言ってた、亮は可愛いって(笑)」
確かに可愛いね、ってエリちゃんが亮くんを覗き込んだら、
亮「、、うるさいって///」
『、、ねぇ、何でエリちゃんには赤くなるの？』
何で私は普通なの？って詰め寄ったら、
亮「Aの世話しすぎて至近距離に慣れたから。」
確かに、私も亮くんはドキドキより安心感の方が強い。
『亮くん、いつもありがとう！』
ｴﾘ「行き当たりばったりか(爆)！」
亮「そういえば、、みたいな感じで言うな(爆)！」
いつもそう思っとけ！って責められた。
片付けを終えた華ちゃんが、
華「お世話になりました。」
って亮くんを連れて帰った。
そのすぐあとに、章ちゃんと大倉さんも来て、またあとでね、って駐車場で別れた。
『章ちゃん、カッコよかった♪』
「やろ？帰ったらご褒美ちょうだいな？」
『うん(笑)』
早く触れたいって思ったけど、恥ずかしいから言わないでおいた。
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∞ゆず∞(プロフ) - ひよりんさん» ブラックできゅんきゅん出来るの断トツで章ちゃんですもん(//∇//)ブラックになりつつもさり気ない優しさ出てきたり(笑) (2016年9月16日 8時) (
レス) id: 8971fdd95f (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - こうめさん» そうしてー（＠＾＾＠） (2016年9月16日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» なぜかブラックなのにキュンキュンしちゃうんよねー(*≧∀≦*)萌えるわー (2016年9月16日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず∞(プロフ) - ひよりんさん» なんかわかる気がする〜(^^)きっと普段、温厚な分ギャップがカッコよさ引き立たててるんやろな〜(#ﾉ∀ﾉ)とりあえず氷の章大様にきゅんきゅんしよ(/ω＼) (2016年9月14日 20時) (レス) id: 8971fdd95f (このIDを非表示/違反報告)
こうめ - まじか笑じゃあひよりんの書いてると鼻血拭きながら読むわ笑 (2016年9月14日 20時) (レス) id: d3d7b4cec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年8月21日 22時
