明日も１ ページ2
寮について、共有スペースを見て、ここにはいないよなぁなんて話している皆の中にAちゃんの姿を探す
さっき、麗日さんと一緒に電車で帰って来たそうだが、姿はまだ１度も見ていない
共有スペースで今日の仮免の話をしている皆の中には、もちろん、かっちゃんもいなかった
「Aちゃんと爆豪ちゃん、大丈夫かしら」
「心配ですわ…」
梅雨ちゃんや八百万さんが眉を下げて、心配そうに言った
「でもぶっちゃけびっくりしたよな〜…癒波が怒るなんてそうそう無いもんな〜」
「明日休みで良かったよな」
上鳴君の言葉に、瀬呂君が気まずいもんなーと声を漏らす
瀬呂君の言う通り、明日は土曜日。
仮免取得後、ゆっくり休めるようにと金曜日だったのが不幸中の幸いだったと思う
今はお互い、顔合わせずらいだろうから。
泣き腫らした幼なじみの顔を思い出すと胸が痛んだ
夜、自主練をしていたから知ってる事
女子棟で、Aちゃんの部屋の電気だけが、いつも遅くまで付いていること
朝方、自主練をしていること
かっちゃんは、知らなかったのだろうか
知ってたら努力しねぇやつに何がわかるんだ！！なんて言わないだろう
１番近くにいたのにどうして…と考えながら共有スペースの扉を閉めて、部屋に向かう
エレベーターホールで、ボタンを押そうとしたその時、
「おい」
聞き慣れた声が後ろから聞こえた
ボタンを押そうとした手が止まる
ゆっくりと、振り向く
「……かっちゃん」
「後で表出ろ」
トーンの低い、棘のある声
「お前と」
「Aの話だ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シトロン - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっています！読むたびに胸きゅんする作品でとても素敵です！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年12月15日 14時) (
レス) id: 22bac4a663 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - ひなさん» 本当ですか！？さっき直したと思ったんですが、まだ７に行くようになっちゃってますか？！ (2018年2月10日 15時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ごめんなさい間違えました！ (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - この小説の続きへを押すと7にいってしまうようになってますよー (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - 妃薫。さん» コメントありがとうございます！かっちゃんの幼児化1度やったのですが、短かったのでじっくりやるのもいいですね！´`*続編に進みましたので、そちらでもよろしくお願い致します！ (2018年2月10日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：akamaru
| 作成日時：2017年12月7日 16時
