三十七 ページ38
土 …遅い!あいつ切腹の覚悟はできてんだろうな!!
近 まあ落ち着けトシ!女の子は用意が大変なんだろう!
沖 にしても姉さんが会議に遅刻とは珍しいですねぃ。サボりはしやすが俺達会議にはちゃんとでる主義でして
土 いやどっちもちゃんとするのが当たり前だろうが!!!
沖 土方さん今のご時世、自分の当たり前を人に押し付けるのはよくありやせんぜ
土 上等だゴラァ!!切腹だお前ら2人とも!
近 いや…だが本当におかしくないか?あまりにも遅すぎる。トシちょっと見てきてくれ
土 ッタク寝てやがったもんなら即切腹さしてやる
数分後
ダッダッダッダ
バン
廊下を走る音の後土方が勢いよくドアをあけた
土 大変だ!!!あいつこんなもん置いて出てっちまいあがった。
土方の持つ封筒には一枚は辞職願い。もう一枚には真選組の皆様へとかいてある。
沖 なっ!?
近 何だそれは!?あいつが出てったとでもゆうのか!?
土 大方そんなところだろう。とりあえずこれ読むぞ
真選組の皆様へ
この度急にこの様な事になり申し訳ございません。
きっと貴方達の顔わみたら直接お別れなんて出来ないと思い筆を取らせていただきました
私は私自身が何者か知りませんでした。いや、本当は一度死んだ時薄々気づいていたのかもしれない。私は天導衆が作った夜兎と人間、それに銀時達の師吉田松陽の血が混ざってできた出来損ないの殺人兵器100年の間なにがあろうとも死ねない…。大切なモノが死んで行こうが出来ぞこないの私には守る力もなく。
真選組で過ごした日々は本当に楽しかったです。
貴方達は私に生きる意味をくれた。普通の日常をくれた。昔、私は自分の可愛さ上に居場所を守るため大切な物を見失いすべて失いました。もう二度と同じ過ちは繰り返したくない。居場所なんてもんはもうどうでもいい。私には貴方達が笑って馬鹿やって時に喧嘩して…そんな事が一番大切な事なんです。だから皆さんは私がいなくなっても笑っていてください。馬鹿やっててください。なにも変わらないでいてください。約束ですよ?
皆さんの事大好きでした。本当にありがとう。
A
20人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し - ゆわれていた→言われていた、では (2018年10月18日 0時) (レス) id: 53dc3b9081 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2018年9月19日 11時