人妻な私の恋。

第24話 ページ24

太輔said









里奈「結構近くにあるんだね！」





太輔「まぁ。俺はあんまり来ないけどな。」






里奈「太輔自炊しないもんね？」






スーパーに入り、隣で「今度から私が作ってあげる！」って言いながらカートとカゴを取ってきた里奈。






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里奈「どこかなー？」





太輔「何が？」






里奈「ルーが置いてあるコーナー






あっ…あった！」







そこのコーナーまで小走りで向かう里奈

…子供みたい笑







里奈「太輔！今日はカレーでいい？」







太輔「うん。」






里奈「太輔は甘口だよねーw」







大人っぽく見えるのに、そうやって無邪気に笑うところ好きだったなーなんて…







太輔「子供じゃねーんだからw







辛口でお願いしますw」








カレールーをカートに入れて野菜売り場へと向かった。







そこにAちゃんがいたなんて知らずに…。







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家に帰って里奈がカレーを作り中…
俺は、隣でお手伝い。





手伝いって言っても、料理のできない俺は皮むきとか、簡単なことをやる係。








こうやって、肩を並べて料理するなんて久しぶりだ。今、隣には里奈がいるけど未来では誰が俺の隣にいるんだろう…







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里奈？それとも…Aちゃんかな？





なんでだろう…Aちゃんは結婚してるから無理だって分かってるのに…





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Aちゃんとこうやって、肩並べて料理したいな…なんて思ったりして…








里奈「…太輔？手止まってるけど…」






太輔「え？あ…ごめん。」








…知らなかった。その時里奈が悲しい顔をしてたなんて。








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「「いただきます！」」






ちゃんと手を合わせて2人で…いや、ほぼ里奈が作ったカレーを食べる。






パクっ))





太輔「美味しいよ。」







里奈「ほんとに？よかったー！」








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里奈のカレーは本当に美味しかった。




でも…Aちゃんのカレー食べてみたいな…






一緒に食べて、笑いあって…楽しそう







里奈「ねぇ…太輔…」





太輔「…何？」





里奈「今、誰のこと考えてる？」





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.





俺の気持ち…見透かされてる？





里奈は昔から勘が鋭かったから、嘘なんてつけなかった。嘘ついてもすぐバレるし…







でも…




太輔「ごめん。ボーっとしてた。」





…こう言うしかなかった。

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