人妻な私の恋。

第34話 ページ34

太輔said






里奈と10分近く電話しちゃって…急いで戻った







太輔「Aちゃん、、ごめん！」






って、あれ？






…Aちゃん？






.






Aちゃんトイレかな？でも、荷物がないし…







太輔「店長！Aちゃん知らない？」







店長に聞いてみることにした







店長「帰ったぞ…」







太輔「は？なんで？」







店長「太輔、あの女はやめとけ。」







太輔「Aちゃんになんか言ったのかよ…」







店長「あぁ。もう太輔には会うなって言った。そしたらもう会わないってさ。でも、これは太輔のためだ。諦めろ…」






太輔「何勝手なこと言ってんだよ…」






店長「分かってるだろ？むこうは既婚者だ…お前が傷つくに決まってるだろ！」






太輔「それでも！それでも好きなんだよ…そんな簡単に諦められない…」






俺は、いつの間にか走り出していた。





…そう、愛おしい君を探しに…







店長「太輔！！」







店長の言葉を無視して走った。







走って走って…




.




…やっと見つけた！






ブランコに俯いて座ってる







太輔「Aちゃん！」







こっちを向いたAちゃんの目は潤んでた







太輔「ごめん…」






私 「謝るのは私です。店長さんが言ってたことは全部その通りです…私が悪くて…私が藤ヶ谷さんの事好きになっちゃって…こんな関係ダメなのに…だから！」








だからってAちゃんはこのまま終わらせられるの？俺は、無理だよ…







太輔「嫌だ。もう会わないって言うんでしょ？


そんなの絶対嫌だから…」







私 「私は、藤ヶ谷さんが好きだから藤ヶ谷さんには幸せになってもらいたいんです…この気持ちを捨てて、里奈さんにすれば藤ヶ谷さんは幸せになれるはずです！だから私達もう会わないって約束しま…」








ギュッ((






Aちゃんにバックハグをした






…離したくない…もう我慢しない…






周りからどう思われようと、どう言われようと、腐った愛だと言われようと…俺は君を離さない、、







.





だから…俺のモノになれよ、、

第35話→←第33話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す