人妻な私の恋。

第33話 ページ33

太輔said






最近Aちゃんに電話をかけても切られる…
これは絶対避けられてるパターンだよね、、





.




連絡取れないなら、直接会うしかない






…え？




今俺の前に張本人がいるんだけど…






またビール落としてるし…w





太輔「ぶっww




大丈夫ですか？お姉さん？」







しゃがんでる君にそう声をかけるとびっくりした顔でこっちを見ている







なんでいるの？とでも言いたそうな顔…





本当に顔に出るよね笑






A「…藤ヶ谷さん？」







太輔「ビールをばらまくの好きだよね…Aちゃんはw」




驚いた顔がかわいくてちょっとからかってみた





私 「好きじゃないです…！」






太輔「ほんと、おっちょこちょいw」






私 「…うるさい。」




太輔「ん？何？」




本当はしっかり「うるさい。」って聞こえてたけどわざと聞こえないふり笑





私「…何でもないです。」






太輔「とりあえず拾おう？俺、袋あるから」






私 「はい…」






太輔「袋いる？」






私 「はい。お願いします。」







太輔「どーしよっかなー？」





ちょっと意地悪してみた。
だって避けてるのAちゃんだし…






私「意地悪しないでください…！」







太輔「俺のこと避けてるの誰だっけ？」







私 「…っ！」






.




その後俺は「バカだの嫌いだの嘘つきだの…」さんざんな言われようだったけどAちゃんとデートに行けることになって顔が緩む






一旦家に帰って着がえてまた合流して俺の友達が経営してるイタリアンに行った




.




店長(友達)に彼女？って聞かれたけど流石に不倫してるって言えないから流した





.




空いてる席に座った後俺は、スマホを持ってトイレに行った。





さっきからずっとスマホ鳴りっぱなしで…






相手はわかってるんだけどね、、





電話をかけ直すと



里奈「もしもし？太輔？」





太輔「ごめん…連絡できなくて」





里奈「今から会えない？」





太輔「今からはちょっと…」





里奈「そっか…分かった。」





明らかに里奈の声のトーンが下がった




ごめん…里奈





太輔「何かあったの？」





里奈「ううん。ただ会いたくて…」




太輔「そっか…ごめんな。今度会おう、はなしたいことがあるんだ…」




里奈「良い話ならいいよ…」





里奈には何でもお見通しなのかもな…
俺がはなしたいことは別れよっていうことだから

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