神様は泣いた

に ページ3

太宰side


太「いやーついたー。


ここまで来るのは時間が掛かる。


にしても……


相変わらずボロボロだねぇ、どうやったらこんなになるんだい？」


これじゃあ神様が居るかも解らないじゃないか


まぁお祈りくらいしていこう


ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ


太「自 殺が成功しますよーに！」


……さて願いは叶ったのかな？


ん？


太「こりゃ酷い」


絵馬には身勝手な願い、怨恨、暴言、落書き、神社を見ても暴言や落書きが書かれている


太「この神様は何の神様なんだろうね」


あっ


太「いい感じの木発見！」


その木でやる事は勿論


首吊りだ


私は首を縄に掛けぶら下がる


太「……」


何処から縄を出したかって？


……小説の力さ←メタい


うーんなんか眠く……ｽｩ


数分後_______


ｸﾞﾗｸﾞﾗ


太「うーん……」


ﾊﾞｻｯ


イテッ……誰だい？自 殺してる最中に落としたのは


⁇「ｸﾞｽｯ、ﾋｯｸﾞ」


ん？女の子？……泣いてる？


太「どうしたのだい？」


??「?!」


可愛い


私は彼女の手を取り


太「美しい……


どうか私と心中して頂けないだろうか」


??「?!」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


あっ、更に泣かせちゃった


??「貴方は」


?!この子か……


??「貴方は、何で首を吊ってたの？」


太「何って、自 殺だよ」


??「……死なないで」


太「えっ？」


この子は見ず知らずの自 殺しようとしてた人に泣きそうになりながらも止めた


太「何故だい？」


??「……人が死ぬの、やだ」


太「……「太宰さーん！」」


ん？


敦「はぁ、はぁ、こんな処に居たんですね……


あっ」


??「あっ」


鏡「??」


太「敦君どうかしたのかい？」


敦「い、いえ！それよりも、国木田さんがかなり怒ってましたよー？」


太「そりゃ大変だー」


鏡「貴方は？」


??「ﾋﾞｸｯ」


太「そういえば、どうして此処に居たのかい？」


??「……」

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