生まれ変わったらクズでした……４ (ページ40)

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おにぎりページ40

ヤバい

善逸
「わぁあああん！痛い！！！
何これ物凄く痛いんでふけど！？」

炭治郎
「ぜ、善逸暴れるな」

あまりにボーーっとしてたから

焦って勢い良く頬を叩いてしまった

善逸
「うわぁああ、ごべんなざ、
ごべんなざい兄貴ぃ
もふ、あんなこちょ言わないよぉお」

ギュゥウウ

もう、善逸が鼻水まみれで

抱きついてきても放り投げられない…

悪いのは自分だからね

善逸、頬が腫れ過ぎて

言葉が上手く喋れてないな……

うん、ごめん！マジで

獪岳(A)
「……と、とりあえず
分かったなら良い
ほら、頬見せてみろ
薬を塗ってやるから」

善逸
「う"、う"ん！！！！」

涙まみれ鼻水まみれの顔が

こっち向く

あぁ、羽織りが……

善逸
「ごれで治る？」

獪岳(A)
「……さぁな」

あぁ、鼻水まみれ……

涙なら受け止めたいんだけど

善逸
「う"ぅううう、しゃあな？
ふじゃけんなよぉおお
治してくれよぉおお兄貴ぃいい」

ｸﾞﾘｸﾞﾘ

獪岳(A)
「…………う"！？」

擦りつけるなぁああ！！

炭治郎
「ぜ、善逸！
大丈夫だ大丈夫だから放せ」

善逸
「はぁあ？なんれ分かんの？？」

炭治郎
「匂いを嗅げば分かるから
獪岳兄ちゃんから大丈夫って
匂いと……うん」

……うん

善逸
「と、？なんらよ？」

善逸
「善逸に縋られて
物凄く困ってる匂いがする」

あってるけど……

それってどんな匂い？

善逸
「………」

あ、放れた

獪岳(A)
「……任務一緒に行けそうか？」

善逸
「……うん」

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

善逸
「…！！」

頭撫でるの久しぶりだな

ま、善逸は女の子に撫でられたい

だろうけど

そろそろ止めるか

ん？何故、手を掴む

善逸
「……その、俺これても
大きくなったつもりらし
子どもあちゅかいしないれくれよ」

獪岳(A)
「お、おお、悪いな」

善逸
「……たまになら良いけど…さ」

可愛いいやっぱり善逸が推し

炭治郎
「……むぅ」

…

撫でて欲しそうに炭治郎が

こちらを見ている

可愛いい

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

炭治郎
「わ、わわ！？」

善逸
「！？」

炭治郎
「……あ、ありがとう
獪岳兄ちゃん」

善逸
「……俺の兄貴だし」

獪岳(A)
「ん？どうした？」

小声で何言ってるの？

善逸
「べぇつぅ～にぃ～？？」

ぐうぅううう

善逸の腹が鳴った

獪岳(A)
「なんだ腹が減ったのか？」

善逸
「…うん、そう」

顔が真っ赤だけど

そんなに恥ずかしいもんかな

炭治郎
「ほらこれ食べるか？」

あ、炭治郎のおにぎり