生まれ変わったらクズでした……４

可愛いが渋滞 ページ19

愈史郎
「…！いきなり何をする！
おい！撫でるな！気安過ぎるだろ！」

ねずこに撫でられて嬉しそうな顔してるのに？

じゃあ

獪岳(A)
「仕方ない俺もやるか」

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

愈史郎
「…！？
お、おい！獪岳、お前まで俺の頭を撫でるんじゃ
ない！！」

獪岳(A)
「いや、責任をとってるだけだぞ？
な？ねずこ」

ねずこ
「む？むぅ！」

獪岳(A)
「ほらな？」

愈史郎
「ほらな？…じゃない！
絶対、ソイツ分かってないだろ！！」

獪岳(A)
「ソイツじゃなくて、ねずこって可愛い
名前があるんだ失礼過ぎるだろ愈史郎」

愈史郎
「知るか！！醜女の名前なんて
知りたくもな…！珠世様！？」

…！わ、珠世さんが凄い怖い顔してる

って炭治郎も

珠世
「愈史郎？取り敢えず此処に来なさい
炭治郎さんとお話の続きをしますよ？」

炭治郎
「そうですよ、こっちに来てください
話は、まだまだ終わってませんよ？」

愈史郎
「……しょ、承知しました」

トボトボと珠世さん達の所に歩いてく

なんか可哀想になってきた

茶々丸
「にゃーー♪」

ｽﾘｽﾘ

わ、茶々丸だ久しぶりだなぁ

ねずこ
「む？」

獪岳(A)
「ねずこ、コイツは茶々丸だ
な？茶々丸」

茶々丸
「にゃん♪」

ｽﾘｽﾘ

お、ねずこにもｽﾘｽﾘしてる可愛いなぁ

ねずこ
「むぅ〜〜」

獪岳(A)
「…くくっ、なんだその顔
嬉しいのか？ん？」

なんか嬉し過ぎて顔が変になってる…かも

茶々丸とねずこ最強過ぎ可愛い

炭治郎side

何あの可愛いが渋滞してる場所

俺もあっち行きたい

珠世
「…炭治郎さん」

炭治郎
「…！すみません！さっきから俺」

珠世
「一度、このお話は置いておきましょう」

え？

炭治郎
「それはどうして？」

珠世
「私もあちらが気になってしょうがない
のです」

あちら？あ、そうですねー

炭治郎
「実は俺もなんです」

珠世
「良かった、では行きましょうか」

愈史郎
「珠世様、お話はよろしいのですか？」

珠世
「よろしくないですがまぁ、その」

愈史郎
「終らせてからの方が獪岳達とも長く話が
できると思いますが？」

くっ、愈史郎さんにまともなこと言われた！

珠世
「…仕方ありません炭治郎さん
よろしいですね」

炭治郎
「…はい！」

…

…

…そうか

炭治郎
「それ以外に道がなければ俺はやります
珠世さんがたくさんの鬼の血を調べて
薬を作ってくれるなら…
ねずこだけじゃなく、もっとたくさんの人が
助かりますよね？」

珠世
「…そうね」

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