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5 人の道標は、人のもの ページ6
太宰side
ある女性が、やってきた。
ここの野良猫に会いに来たと言っていたが、本当なのだろうか?
私も、腕が落ちたかな?
というか、つれない所もイイネ。←
帰ろうとしている女性は、敦君側にある出入口に行った。
その時に彼女は、盗聴器を敦君に付けて行った。
唖然とした。
気付かれずに用意周到に盗聴器を取り付けられるなんて!
きっと、裏側の人間なんだと確信した。
しかも、現役マフィアは気付いていない。
ただ単に、呆然としていた。
あんなに、綺麗な人が裏側の人間?
この時私は、初めて知った。
私は、いつの間にかあの女性に心惹かれている事に。
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作者名:まり吉 x他1人 | 作成日時:2018年5月17日 9時