生まれ変わったらクズでした……

九年 ページ44

めっちゃ疲れた


怒濤の日々だったよ


師匠に着いて行くのまでは、良かった


ただ……自称神様の鎹烏の件や


お館様達がいつまでも離してくれない件


泣いてすがる沙代を説得する件


全部、大変だった…！



特に沙代！本当にごめん！


行冥さんに謝りに行くときは、


必ず駆け付けるから！


……だって、連れていく訳には行かないでしょ！？


いつか、善逸が師匠の所に来るとして

沙代が居たら面倒な事になるに決まってる


絶対「結婚しておくれよ〜！！」って


なるに決まってる！


はぁ、今でこんなに大変なんて

これから、どれだけ……

白い烏
『頭をかかえているとこ
悪いんだけどね☆聞いて欲しいことがあるよ！』

なに？


白い烏
『うわ！投げやりだね！
え〜とね、ひっじょーに言いにくいんだけどね』


だから、なに？


白い烏
『……原作が始まるまでに
後、九年ございます☆テヘペロ♪』


よし、シメよう…！


白い烏
『ぇ！？何を！？
何をしめるおつもり！？』


何って……そりゃあ、く……


白い烏
『ぎゃあぁああぁ！怖い！
神に対して、ひどぅい！許してにゃん』


あんた、本当に馬鹿だな


ますます、許さん！覚悟しろ…！


桑島
「おーい！獪岳！
どうしたんじゃ？行くぞ〜？」

ちっ…！


命拾いしたな？


白い烏
『……えへへ、
マジ桑島っち、ありがとう☆』


キモｯ

白い烏
『だから、ひどぅい！』


あんたのせいですけど？


特にお館様達、離れる時ガチ泣きされたのとか！


泣き止ませるのどれだけ苦労したと思ってんだ？


自業自得ってね！諦めろ



白い烏
『……ちぇ、仕方ないか』


頬ふくらませても許しません

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