生まれ変わったらクズでした……

お仕置き ページ15

〜只今〜




沙代
「だから！ーーーお兄ちゃん…！
まだ、みつけてなかったよぉ！」







三人とも
「あ、本当だ……いない」
「もう、とっくに沙代に釣られてると思ってた」
「早く、見つけよう？」






あぁ！！忘れてたあぁー!








あいつ、そういえば途中から






かくれんぼに入って来てた！






え？マジで？三人見つければ





終わりで家に直帰できると思ってたのにぃ！






いや、そんなことより






日が沈んだら全員お陀仏……







こうなったら






獪岳(A)
「沙代、お前ら……







沙代
「か、かいがくお兄ちゃん……？」







三人とも
「なんだ？」
「獪岳、ーーー置いてく？」
「おい、それは可哀想だろ？」






獪岳(A)
「先に行冥さんとこに戻ってろ」






沙代
「え？かいがくお兄ちゃんは？
それにーーーお兄ちゃんも……」







三人とも
「沙代の言うとおりだぞ！」
「て言うか、獪岳見つける才能ないのに……」
「お前が見つけるとか奇跡に近いだろ！」





言いたい放題かな？






獪岳(A)
「とにかく！お前らは、行冥さんとこに
帰っておけ！
あいつは、俺が見つけるまで帰らねぇから！」






ん？なんで、みんな







うわぁヘ(゜ο°;)ノこいつマジで言ってるの？






……て、顔してる







三人とも
「こりゃ、帰って来ないな……」
「マジか、獪岳ともここでさよならか……」
「成仏しろよ……」






沙代
「み、みんなでさがしたほうが
すぐにみつかるよ？ね？」






みんな(沙代除く)失礼すぎ







獪岳(A)
「沙代、大丈夫だ。すぐに見つける！
あいつの見つけ方なら知ってるからさ




それと、」







三人に近づき沙代に聞こえないように







顔を近づけ小声で囁いた







獪岳(A)
「俺が帰ったら…………お仕置き、覚えとけよ？」







笑顔をむける飛びきりの！







三人は、声も出ないようだ






顔面蒼白とは、このこと







その後、沙代を説得して





四人には、先に帰ってもらった






沙代以外の三人が終始







素直だった……珍しい、お仕置きが利いたかな？






さて、見つけ方を知ってると言ったな？






あれは、嘘です……どうしよ

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