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初めて見た彼女はとても美しくて、身に纏う衣も煌びやかな装飾品も、美しく施された繊細な化粧も、真っ白で傷ひとつさえ無い手入れの行き届いた肌や髪、そんな全てが自分とはかけ離れていた。
ジョングク様の隣でにっこりと口角を上げ、彼をうっとりと見つめる姿はとても幸せそうだった。
ジョングク様はこの方と家庭を築いていくんだという現実を本当の意味で痛感した瞬間だった。
隣に立っているのが私だったなら、
彼の隣に立てる立場があったなら、
ジョングク様を誰よりも愛してるのに私なのに.......
私の気持ちは永遠に仕舞い込んでしまわないといけない、ジョングク様への気持ちさえも大きな罪なのかもしれない。契りを交わす二人を見てそう思った。
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作者名：Marika | 作成日時：2022年4月24日 23時
