朝 ページ45
佐藤side
…ここはどこだろうか。
私は今、自分の家ではない寝室で寝ている
…そして左を向いて寝ているのはわかるのだが後ろから何者かに抱き着かれている
え、昨夜の私なにをしでかした！？
スキャンダルは絶対だめだよ！？
え、ノースキャンダルアイドル佐藤ちゃんなんだよ！？
？｢んんっ…まだ寝る…｣
後ろから回されている腕の力をさらに込められたが聞いたことのある声
え、成亮の家…？
あ、でも裸じゃない、よし、大丈夫←
大野さんと飲みに行ってて…あれ、いつ帰ってきたの私
帰ってきたじゃないな、なんで成亮の家にいるの。
｢え、ねぇ、ちょっ、成亮！離してって｣
成｢やだ、もう少し寝よ…？｣
いや、なんでこんなに甘々なん！？
あ、関西弁失礼…
｢し、成亮…？せめて状況説明…｣
成｢Aが大野くんと飲んでて、潰れたから大野くんにお迎え頼まれて、目が覚める気配なかったから連れてきた｣
｢…うん、それはごめん、ありがとうなんだけどこの腕を離そうか？｣
成｢俺の事、嫌いなの？｣
｢ふぇっ！？え、いや、好き…だよ…？｣
成｢それは、メンバーとして？それとも…恋愛的な意味で？｣
強く抱き締められてるから成亮の顔が見れない
どんな顔をしてるんだろう…
どう、答えることが正解なのか…
『自分の気持ちに素直になるのも大事だからね』
なんで、このタイミングで祐也からの言葉思い出すかなぁ…
｢好きだよ、恋愛てっ…｣
次の瞬間、仰向けにされた私の視界に広がったのは顔が近くなった成亮
成｢本当に？｣
｢うん…本当に…ごめん、メンバーなのに…｣
そう言った瞬間、唇にあたたかいものが触れた
ソレが成亮の唇だということを理解するまでに時間はかからなかった
成｢俺も好き、Aの事。ずっと、十何年も前から｣
｢嘘っ…｣
成｢嘘言ってどうするの。好きだよ｣
｢私も好きっ…｣
成｢ん、大好き｣
甘い甘いキスの雨が降り注ぐ朝
やっと、実ったんだ…
成｢幸せにする｣
｢ふふっ、私も成亮の事幸せにするよ｣
成｢言わないとだな…増田さんと小山さんに｣
｢だね、祐也にもお礼言わなきゃ｣
成｢え？手越？なんで？｣
｢ふふっ、秘密だよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猪谷萌(プロフ) - はい！頑張ってください！ (2019年7月29日 20時) (
レス) id: 0c8bb4e7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 猪谷萌さん» リクエストありがとう御座いました。大変遅くなりすみません…。ご期待に添えたものになっているか不安ですが…またリクエストいただけると幸いです。ありがとうございました。 (2019年7月29日 18時) (レス) id: ff730630dc (このIDを非表示/違反報告)
猪谷萌(プロフ) - リクエストいいですか？newsに奪われるが見たいです (2019年7月4日 14時) (レス) id: 0c8bb4e7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - さなさん» リクエストありがとうございます。ご期待に添えたものになっているか不安ですが…またリクエストいただけると幸いです。ありがとうございました。 (2019年6月19日 13時) (レス) id: ff730630dc (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 更新頑張ってください！応援しています (2019年6月16日 13時) (レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷりん | 作者ホームページ：http://mari-so
作成日時：2014年6月23日 21時
