お花畑 ページ39
加藤side
こいつはたまに不思議な事を言う
｢恋ってさ…いいよね、お花畑みたい｣
…はい？お花畑？今回はどうしたものかとパソコンに向かい執筆をしながら耳を傾ける
慶｢A？どうしたの？｣
聞いてあげる小山さんは優しいよね、手越はゲームに夢中。増田さんは雑誌から目を離さなくて
｢ほら、恋ってさ、色んな感情になるわけじゃん、いろんな花を一気に見てるみたいでさ、お花畑みたいだなと…この本を読みながら思いました｣
と小山さんにスマホを見せるA
すーぐ本に影響されるところ歳に似合わずピュア…つってたら怒られるわ
｢なんだろうね、すっごくキュンってする、甘酸っぱいの、鈍感過ぎる女の子に、ストレートに好きを伝えてくれる男の子。でも、その男の子の気持ちも気付かなすぎる女の子がその男の子に恋をして、すれ違って、いっぱい乗り越えてってのがね、いいなぁ…って｣
慶｢わぁ、きゅんきゅんだね、いいね、甘酸っぱーい｣
いや、小山さん女子か、そこでガールズトークか。
慶｢でもさ、Aも似たような感じだよ？その小説の主人公の女の子と。ねぇ、シゲ｣
成｢ぶっ！｣
思わずコーヒー吹き出したわ、つか盗み聞きしてたのバレてたのかよ
｢成亮、何回目？パソコンそろそろ壊れるよ？｣
成｢あー、データが！やばい！｣
慶｢もう、何してるのシゲちゃん｣
成｢いや、小山さんのせいだから！？｣
テーブルを拭く俺らの横で
｢いや、どこが似てるんだ…この子と…。こんな鈍感でぶっとんだ思考回路はしてないよ？｣
なんて、ぶつぶつ言ってるし
成｢Aこそ、Aのお花畑を大切に守ってそうだけどな、踏み荒らされないように鉄柵でもして｣
俺なりの皮肉。気付けよばーか。
｢そんなにガード固くしてないですー。いつでも来てほしいくらいだわ、きゅんきゅんしたいしー｣
祐｢あ、それならきゅんきゅんする？俺とデートしてさ｣
｢いつから聞いてたの、却下に決まってるでしょ｣
祐｢ちぇ、つめたーい。でもデートじゃなくお出かけならいいでしょ？｣
｢それなら今度ね、デートなら帰るから｣
祐｢おーけーおーけー！ばーっちり楽しませちゃうから！｣
あ、やられた。手越め。
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猪谷萌(プロフ) - はい！頑張ってください！ (2019年7月29日 20時) (
レス) id: 0c8bb4e7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 猪谷萌さん» リクエストありがとう御座いました。大変遅くなりすみません…。ご期待に添えたものになっているか不安ですが…またリクエストいただけると幸いです。ありがとうございました。 (2019年7月29日 18時) (レス) id: ff730630dc (このIDを非表示/違反報告)
猪谷萌(プロフ) - リクエストいいですか？newsに奪われるが見たいです (2019年7月4日 14時) (レス) id: 0c8bb4e7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - さなさん» リクエストありがとうございます。ご期待に添えたものになっているか不安ですが…またリクエストいただけると幸いです。ありがとうございました。 (2019年6月19日 13時) (レス) id: ff730630dc (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 更新頑張ってください！応援しています (2019年6月16日 13時) (レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作者ホームページ：http://mari-so
作成日時：2014年6月23日 21時
