今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:13,335 hit
小|中|大
・ ページ14
利「ん…香りはごく普通だな」
目をキラキラさせる彼女を横目に恐る恐る口をつける。
利「…っっ〜〜〜!!」
っなんなんだ!このとてつもなく苦すぎる茶は!!
一瞬綺麗な花畑が見えた気がするんだが…!
『どうですか?』
口の中一面に広がるとてつもない苦味に悶絶していると、肩を小刻みに震わせながら聞いてきた。
くそ…なんか腹立つな…
利「この世の苦みを全て凝縮したような味だったよ…」
『そうでしょう、そうでしょう!
何を隠そう、このお茶には苦くて有名な薬草トップ5が入っているのです!』
利「なんだその嫌なランキングは。
あっ、気にしたらまた苦味が戻ってきた!!」
『薬草同士の相性は最悪ですが、効果は絶大!!
そんじょそこらの薬よりよっぽど効きが早いんですから』
利「なぜそんな薬草茶を作ろうと…?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
89人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千夜 | 作成日時:2021年9月16日 23時