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「レイラ、今ジェームズがチョコの箱開けようとしてるぞ」
『えぇぇぇ⁉︎』
私は光の速さでジェームズの隣の席から
一番離れた席まで移動した
「ハハハッ！こりゃ良いもん見つけた。おいおいジェームズ！」
「ん？」
「あのロジエール家の一人娘も弱点があるぞ！カエルチョコだ」
そう言うとジェームズと同じようにニヤニヤとした笑いになった
「マジか〜」
そう言うと
ジェームズは本当にカエルチョコを開けて
カエルの足を持って「ほれ〜」と私の顔に突きつけてきた
『うわぁぁ！』
私は悲鳴をあげた
そして
『す、ステューピファイィィィ‼︎‼︎(失神せよ)』
するとカエルチョコが失神した
私が『ふぅ』と息をついているとシリウス達が
「カエルチョコに失神の呪文使ってるやつ初めて見た……」
「僕もだ…」
と会話していた
「っていうか
君、なんで失神の呪文が一年なのにできるんだい⁇」
ジェームズが興味津々で聞いてきた
『あぁ、そりゃ、純血の名家となれば
学校に行く前に呪文が出来る様に特訓されてることが多いんだよ
多分シリウスもそうさ』
「えぇぇ⁉︎」
「あぁ、俺も一通りできるぞ」
「…マジか」
続く
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作者名：雫 | 作成日時：2021年12月28日 21時
