Marauders【悪戯仕掛け人】 (ページ6)

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リリーが私達の座る方にきたが
三人は意外とぎゅうぎゅうだった

『セブルス！
あっちの席行ってくんない？』

私は寝癖君達がいる方を指さした

「なんで僕があんな所へ行かなきゃなんだいんだ！」

『えぇ〜
だってここ狭いし？
リリーがあっち行くと寝癖君に絡まれるじゃん』

寝癖君が寝癖君と呼ばれて嘆いてるのが聞こえた
寝癖君を寝癖君と呼んで何が悪いんだ？

「お前があっち行くと言う選択肢はないのか？」

『あ！ごめん忘れてた！』

私はセブルスにしか聞こえないようにコソッと言った

『リリーのこと好きなんだっけ？』

すると分かりやすいほど顔を赤くして「どうして知っている‼︎」と言った

『スネイプくん
君の反応は分かりやすいんだよ
それにこの私に隠し事なんて百万年速いのだよ』

セブルスが睨んできた

あー怖い怖い(棒

『はいはい。私が行けば良いんでしょ。
私が‼︎‼︎』

「ど、どうしたの？」

『私が犠牲になるだけだよ』

そう言って私はしぶしぶ
寝癖くんの席の方へ行った

『寝癖くん席を開けてくれない？
あ、一応言っとくけど来たくて来てるんじゃないからね』

「寝癖くんって言わないなら良いよ」

「おい！」

『寝癖くんを寝癖くんって呼んで何が悪いんだい？』

「じゃ、元の席戻りな」

私はハァとため息をついた

『わかったよ…じゃぁジェームズ？』

「はいＯＫ」

そう言って私の分の席を開けてくれた

『あ、ジェームズ席開けてくれたから
お礼として私が助言してやるよ』

「助言？」

『その通り！
しつこいとリリーに嫌われるよ
…………もう遅いかもしれないけど(ボソッ』

そういうとブラックが

「ロジエールにしては良いこと言うんだな
そういえば、お前どうしてマグル生まれのとこなんかにいるんだよ」

ブラックがそう言ったので私は思いっきり
顔を顰めた

『見損なったよ
君が純血主義なんて』

「俺は純血主義じゃないさ
それにしても意外だなロジエール家の一人娘が血を裏切る者なんて
親が泣くぞ〜」

『それを言うなら君もでしょ。
ま、バレなければ良いのさ。バレなけりゃ。
それにスリザリンにでも入れば
疑われないでしょ』