Marauders【悪戯仕掛け人】 (ページ4)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:523 hit

4 ページ4

汽車が発車して三十分ぐらい経った時
急にコンパートメントの扉がガラガラッとなんの合図もなく開いた

普通に驚いた
…私が入ってきた時のリリー達の気持ち凄いわかる

しかも急に入ってきた人の第一声がこれまたキョーレツ的だった

「なんて美しいんだ‼︎
まるで女神みたいだ！」

セブルスの怒りゲージが少し溜まったのがわかった
落ち着くんだセブルス

一方リリーはその急に入ってきた人にドン引きしてた

リリー…可哀想に……

「しかもそのルビーのように輝く髪
エメラルドのように綺麗な瞳！
全てが美s「ジェームズそれぐらいにした方がいいんじゃないか？」シリウス！」

「僕が話してる途中に遮んないでくれ！
今ちょうど良いところだったんだから」

どうやらこのはた迷惑なお客様はジェームズというらしい
で、今気づいたけどその後ろにいるハンサムなマトモっぽいやつがシリウスっていうみたいだ

ん？コイツなんか見たことあるなぁ

私がシリウスをジッーと見ていると

ジェームズって言うやつが急に喋りかけてきた

「あ、もしかして君もあそこの女子みたいにシリウスに惚れたのかい⁇」

そう言ってジェームズって奴が私達のコンパートメントの外にいる
シリウスっていう奴に多分見惚れてる女子を指差して言う

『やあ、寝癖くん「ね…寝癖君……」私がこの人に惚れたって？
ありえないよ
私の初恋はまだなんだ。…ただこの人どっかで見たことあるなぁ
って思って』

そういうと
リリーやセブルスやジェームズが「え⁉︎」と言って驚いた

でもシリウスは

「確かになんか見たことある気がするなぁ
どっかで会ったか？」

そう言って10秒ぐらい経ったあと

同時に「あっ‼︎」と声をあげて同時に言った

『あの、ブラック家の長男のお坊ちゃんな無愛想のハンサム君‼︎』
「あの、ロジエール家の一人娘の無意識に人睨みつけてるヤバい奴！」

そういうと、また同時に「はぁ？」と声をあげていった

「だぁれが
無愛想、だ‼︎」

『あの、パーティの時ブラック夫人が話かてもブスーっとしてたやつがよく言えるね！
っていうか無意識に人睨みつけるとかヤバいってなんだよ！』

「パーティの時お前に近寄ろうとしていた男達お前の人睨みで退散してたぞ！」

そう言ったあと２人同時に「フン！」そっぽを向いた

これを見ていた三人はポカンとした表情だった