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２３. ページ23
–––ﾌﾞｰﾌﾞｰ
絵を描いていると、ポケットに入れていた携帯が震えだした。
画面を見ると『ニノ』と表示されていた。
どうしたのだろう。
緑色のボタンをタップして電話に出る。
「どうしたの？」
『やっと出た。』
電話越しに聞こえる賑やかな声。
遊んでいるのかな？
『今どこ？』
「まだ学校だけど。」
『は！？もう18時になるけど。』
そう言われて時計を見たら、もうすぐ18時だった。
全然気づかなかった。
「ほんとだ。」
『知らなかったのかよ。』
「で、要件はなに？」
『あー、うん。今相葉くんの家にいるから来るか聞こうと思ったけど、まだ学校なら来れるわけないよな。』
「うん。また今度誘って。」
『どうだろうね。』
「ニノ、誘ってよね！」
A来れないらしい、って相葉くんに伝えるニノ。
相葉くんの「じゃあまた今度来てね！」っていう声が聞こえた。
相変わらず優しい人。
『…じゃ、切るから。』
「はーい。楽しんでね。」
なんの躊躇いもなくブチッと切られた。
もー、ちゃんと誘ってくれるかな。
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めーぷるちぃ(プロフ) - 翼彩さん» コメントありがとうございます。少し更新遅くなりますが、頑張ります。 (2019年9月1日 20時) (
レス) id: 2af76aec06 (このIDを非表示/違反報告)
翼彩 - 面白いです！更新頑張ってください (2019年8月31日 20時) (レス) id: ac9c4b5a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めーぷるちぃ | 作成日時：2019年8月16日 18時
