夢に向かって (ページ18)

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TRIGGERとの出会い編～

天side

あれは僕達が

まだ結成して間もない時だった

僕達が売れることによく思わない先輩達

調子に乗ってるとか、後輩のくせにとか、

そんな批判はしょっちゅうだった

僕達もあまり気にしてなかったけれど

収録の後、事件は起きたんだ

「おいあいつらだろ調子乗ってる後輩って」

「TRIGGERっていったか？生意気だよなぁ」

「プロ意識高すぎるんだとよ‪w」

隣をみると

楽はもう我慢できないようだった

龍も悲しそうな顔をしている

楽「なんか文句あるなら直接言えばいいじゃないですか」

！！楽っ、

天「楽、挑発に乗ったら相手の思う壷だよ」

「おい、八乙女楽って言ったか？先輩に向かってなってねぇな」

楽「先輩が後輩の陰口言ってるのもどうかと思いますけどね」

！！楽、それ以上刺激するようなことは・・！

「お前らのせいで俺達の仕事は取られたんだよ、調子に乗りやがって！」

まずい、殴られる！楽！！！

楽「っっ！」

？？「暴力は感心しないわね」

楽に向けられた拳は

Aさんによって止められていた

A「貴方たちの気持ちは分からなくもないけど、暴力っていうのは間違えてない？」

「誰だよ、、、ってAさん！！」

A「聞いていれば、プロ意識が高いだとか、調子に乗ってるだとか。プロ意識が高いのはアイドルとして大事なことよ、売れることは調子に乗るってことなの？」

そう言ってくれたのはこの人が初めてだった

いつも批判ばっかりだったから

「っ、、Aさん、、」

A「貴方たちも仕事がないなら先輩を頼って？後輩にせめたところで何もならないでしょ？」

「、、、、、すみません」

A「謝るのは私じゃないわよね？」

Aさんはチラッとこっちを見た

「、、さっきは殴ろうとしてすまなかった、
羨ましかったんだ、売れてるお前らが」

天楽龍「！！」

楽「俺も失礼なことをいってすみませんでした」

A「、、さぁ、この話は終わりよ！あなたも仕事行ってきなさい、遅れたら許さないからね？」

「仕事って、、！！ありがとうございます
！Aさん！！」

先輩達は走り去っていった