22.不具合 ページ22
「…」
彼女のあとを追いかけようとワープゾーンを出そうとしたが
ﾊﾞｸﾞ「ねぇ、少しくらい話をしようよ」
それはバグの武器とも言える白い槍によって阻止される
ワープゾーンの前に突き刺されたのだ
「…話すことはない」
ﾊﾞｸﾞ「あるよね〜？じゃあ質問1！
アンタ誰。私の知ってるヴァルは何処」
「…さぁ？私は貴方が言ってるヴァルのことは知らない。私はただ生きる意味を追いかけてるだけ」
ﾊﾞｸﾞ「…だってよ、エラーさん」
ｴﾗ「なんでお前が居るんだバグ」
ﾊﾞｸﾞ「詳しいことは説明するさ
一旦ヴァルを拘束した後にね」
ｴﾗ「なるほどなｯ！！」
右からバグの槍
左からエラーの糸
槍で私を左に誘導して糸で縛る気か…
「…貴方達にはできない」
私は手を広げ、その左右に手のひらを向ける
ﾊﾞｸﾞ「やっぱり無理かｯ、…！」
すると槍と糸は黒に変わり、標的もバグ達に変わった
方向転換し、自分に刃を向ける凶器や糸をバグ達はなんとか避ける
「私に攻撃すれば、その攻撃の刃は自分に向くよ」
ﾊﾞｸﾞ「っ、…エラー。ここから離れて」
ｴﾗ「なに言って」
ﾊﾞｸﾞ「いいから。君も巻き込まれるよ」
ｴﾗ「…わぁったよ」
そう言うとエラーはこのAUから出ていった
「…なんのつもり」
ﾊﾞｸﾞ「私はヴァルには勝てない。それは承知の内だよ。ただ
お前はヴァルじゃない」
バグは不適にニヤリと笑うといつの間にか私の後ろに移動していた
もし拘束されたとしても、創造の力があれば簡単に…
ﾊﾞｸﾞ「ねぇ、お前は知ってるかな？
私がヴァル以外の物に触れたら不具合が起こるって」
「！」
ﾊﾞｸﾞ「お前はヴァルじゃない。終わりだよ」
対抗する姿勢をとろうとするがもう遅い
バグは私の肩をガシッと掴んだ
「離し…！！」
ﾊﾞｸﾞ「私の勝ち♪」
…
..
.
「私の勝ち」
さっきまで笑っていたバグは、ナイフで腹部に貫通した傷を抑え苦しむ
ﾊﾞｸﾞ「な、ﾝ"っで……！！」
そう、あの時しっかりとバグの手は私の肩を掴んでいた
しかし、なにも起きなかったのだ
「私は私だって言った。私は何者でもないヴァルなんだから
さよなら、バグ」
ﾊﾞｸﾞ「ま"ｯﾃﾞぇ…！！」
バグが伸ばす手は私に届くことなく力が抜けていった
(「なぁんて」)
そんな声は私の耳には届きなかった
それに気付くこともなく、私はこのAUを出ていったのだった
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りんごＪ(プロフ) - 杉原 ユナさん» 返信返すの忘れて………たわけじゃないですよ？嘘です忘れてました！ごめんなさい！その変わり精一杯頑張ります！ (2020年5月10日 11時) (
レス) id: a374a6182a (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - 杉原 ユナさん» 返信が遅れてすみません！読者様の為に二人で頑張らせて頂きますね！ (2020年5月9日 21時) (レス) id: 45eab09af0 (このIDを非表示/違反報告)
杉原 ユナ - 頑張って下さい。二人共。 (2020年5月3日 11時) (レス) id: 4df0307a78 (このIDを非表示/違反報告)
りんごＪ(プロフ) - ただいま話の続きを二人で考え中ー (2020年4月27日 15時) (レス) id: 66325ffeb4 (このIDを非表示/違反報告)
りんごＪ(プロフ) - 月崎まおさん» 大丈夫！ (2020年4月14日 12時) (レス) id: e4cd670034 (このIDを非表示/違反報告)
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