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94訓 ページ2

白春「(んじゃ、また出かけてくる。冬介と少し話をな。)」



貴方「へーい。」




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貴方「白春遅いなぁ……」





ドゴォォッ!!



いきなり大きな音が出る


貴方「な!?何!?」

その後連続で3回。




貴方「……あのハゲか……なぁにノコノコ帰ってきてんだよ!」

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貴方「……あの崖か……







あれ?あの崖って……確か母さんの……









……1発殴りに行こう……」


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━━━━━━━━━━━━



神楽「……お前らが何度馬鹿やらかそうと…何度だって…止めてやるアル…帰ろう……



ただの家族に……

二人とも……拳を収めるネ。今ならまだ間に合うアル今ならまだ…帰れるアル……」



星海坊主「神楽……」



神威「もう……手遅れさ……」


その時腕を掴み下に振り下げ蹴られる



神楽「グハァッ!」


星海坊主「神楽ァァァア!」


神威「お前の家族なんてもうどこにもいない


お前のしってる兄貴なんてもう何処にもいない!

お前のしっている親父も居なくなる!

お前の双子は存在が消える!


礼を言うよ妹よ

目の前で娘が死ねばもう一度あの獣も目覚めるだろう!!」

そういい勢いよく殴り掛かる

星海坊主「神威ィイイイ!」






神楽「お前のしってる妹も


もう
いないアルヨ




神威



変わってないのはお前だけアル!

お前は強くなってなんかいない!!」


ドゴォン!!!

神楽が神威の足を掴み崖に投げる



神楽「パピーにおいてかれてベソかいていた頃と

マミーの前では強がってた頃。Aの前では悲しませないよう嘘でもいつでも笑顔で振舞ってた頃、何も変わらない

マミーにおいてかれて

みんなに置いていかれてベソかいて強がってるだけの




ただの泣き虫の兄貴アル」

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作者名:時千 | 作成日時:2018年12月6日 23時

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