夜兎の鬼狩り【銀魂】【鬼滅の刃】

第32話 ページ35

善「死ぬ死ぬ死ぬ死んでしまうぞこれは死ぬ!!炭治郎と離れちゃった！」

『僕も一緒なんだけど』

善「だからなんでそんなビビってないの！？てかAも怪我してるんでしよ！腕に包帯巻いてさ！」

『これは「てる子!!てる子!!」正一ｸﾝ！』

『妹が心配なのは分かるけど、あんまり個人で動かない方がいいよ。1人になってもキミ鬼倒せないでしょ？』

善「いや外出ようよ！」

マジかよ。…自分より下の子に説教されてるw

『ﾌﾞﾌｯ腹痛い…ｱﾊｯ』

外に出ようとする善逸。ｶﾞﾗｯ

『出口じゃない？』

部屋が移動したのかな？善逸パニクってる。

善「こっちか！？」

『…天人？』

そこには、人間の体に頭が猪の奴がいた。

善「ギャーッ！化け物だァーー！」


『……行ったよ。善逸。』

善「なんだよその目！」

＊

善「合図合図合図をしてくれよ。」

何を言ってるのかと言うと、正一ｸﾝが急に善逸に声をかけたのだ。それだけ。

『うるさい。善逸。でも妹ちゃんいないねー』

正「！Aさん…！」

善「俺に向ける目と違いすぎない？」

正「当たり前じゃないですか。兄ちゃんがいなくなったのに、てる子もどっかいったんですよ?」

『正一ｸﾝは兄妹のこと大好きなんだね……じゃあもし、兄ちゃんが病にかかって家族を捨てなきゃ治らなかったら、家族を捨てる？それとも、死んじゃうけど最後まで傍にいる？』

善「…どうしたんだ？A…」



鬼「子供だ。舌触りが良さそうだ。」



善「ギャーッ！出たァーー！」

『気持ち悪。』

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