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第17話 ページ20

「母さん!あの人が助けてくれたの!!」

そう声がして振り返ると、さっき逃げたはずの子供が、母親らしき人と立っていた。

母「助けて頂きありがとうございます。」
子「おにーさんかっこよかった!」

『えっ…いえいえ。』

僕は急いで刀をしまった。母親はを誘拐犯は人間だと思っているからね。

母「ほんとなんとお礼を申し上げれば良いか」

『いいですよ!全然。』

こういう時どうすればいいんだろう。

感謝されるのは慣れてない。

子「僕おにーさんみたいになりたい!」

『うーん…あんま尊敬されるような奴じゃないよ僕。あと、僕はおねーさんだよ。』

そう言うと、ビックリしたのは子供よりも母親だった。

『えっ?そんなビックリする?』


僕はその親子と別れて町を出た。

「次ハ東京府浅草ァ鬼ガ潜ンデイルトノ噂アリダ!」

『は?もう行くの?お腹空いたんだけど。』

「急ゲェ!カァァ!!」

僕は鴉に言われるままに歩いた。
行かないと給料減らすとか脅してきたアイツ。

『親子か…』

仲良さそうに歩いていたさっきの親子。

『お母さん…』

僕の声は誰にも届くことなく、風に消えた。







『うわっ…人が凄いね!』

東京は江戸の大正バージョンらしい。(鴉情報)
ほんとに船がひとつもない…


『(ここから鬼を探すのは大変そうだ。)』

そう思っていると前の方に、見た事のある人がいた。

あれは確か…

『炭治郎?』

炭「!Aか!Aも任務か?」

『うん。鴉に言われた。』

じゃあ一緒なのかな?と言う炭治郎。

いやそれよりも…

『なんかフラフラしてるけど大丈夫?寝不足?』

炭「いや…こんな都会初めて来たから。」

確かにここは異常な程人が多い。

『じゃあ、あっちの方に行こう。人が少ないと思うよ。』

炭「あぁ。行こう禰豆子」

そう言って歩き出した。

『てか、一緒って聞いてなかったんだけど。』

鴉「ビックリシタダロォォ!カァァ!」

ザマァという鴉。

なんだよこの鴉…すごい唐揚げにしたい。

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こーめい。(プロフ) - 七味+おもちさん» そうですね。少し変えようと思います。アドバイスありがとうございます。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 2d760cd8e3 (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 改変、と言いましても月の前に花とか好きな漢字を入れたりするとか…ということです。 (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 一応月の呼吸は大事なポジの人がやってるのでもし完結するまでやるとしたら改変した方がいいんじゃないかなと思います。とても面白いので頑張ってください (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
こーめい。(プロフ) - 富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバーさん» ありがとうございます! (2019年8月12日 22時) (レス) id: 9049daade0 (このIDを非表示/違反報告)
富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバー - 私も単行本派です!だから気にしません!夜兎は強すぎるから、読んでて面白い!頑張って下さい! (2019年8月12日 19時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こーめい。 | 作成日時:2019年8月6日 15時

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