第16話 ページ19
***
『ここか…』
子供が攫われてるんだっけ?
そんな風には見え…って大丈夫かな。あの人。
僕の目の前をフラフラと女の人が歩いてる。
ヒソッ「ほらあの人。娘が攫われたらしいわ。」
「毎晩毎晩気味が悪い。」
!子供が攫われたってことは…
『あの、話を聞いてもいいですか?』
「…娘が攫われたの!夜中手を繋いで歩いていたのに!」
信じて!と女の人が一生懸命に言った。
『信じます。辛い中話してくれてありがとう』
手を繋いでいるのに攫われるのは、普通はおかしい。
夜まで待ってみよう。
***
「うわぁぁん!」
『うわっ…ビックリした。』
あれは迷子?こんな夜中なのに…
『ねぇ、キミ危な…』バッ
鬼「おいおい。何避けてんだァ?」
急に出てきた鬼が子供を連れ去ろうとした。
『アンタこそ何してんの?子供なんか襲って』
鬼「刀…鬼殺隊だなァ」
コイツ…あの山の鬼より知能があるね。
会話ができる。
『なんで子供しか襲わないの?』
鬼「大人は不味いからだよ。子供は若くて上手いんだ。18歳まではな。」
「お前も若いなァ!しかも珍しい血だ。美味そうだ。」
『僕は食べても美味しくないと思うし、アンタなんかに食べられるほど弱くないよ。』
そう僕が言うと、鬼が怒ったようにこっちに来た。
そして、手から鎖みたいなのをだす。
『(血鬼術っていうんだっけ?)』
師範が特別な技が使える奴がいるとか言ってたっけ?
鬼「俺より見るからに弱そうなくせになァ!
生意気なこと言ってんじゃねぇ!」
そう言われて僕はイラッときた。
『あのさぁ、僕は弱いって言われるの大嫌いなんだけど。ニコ』
『決めた!君は苦しんで死んでもらおうかな』
鬼は「殺してみやがれ!」とか言ってた。
前言撤回。頭悪いね。
スッ…『夜月の呼吸 弐の型 花鳥風月』
「ぐあぁぁぁ!!」
『キミはなんていうか、可哀想だね。』
『子供を何人食べたのかな?その分苦しいけど、仕方ないか。』
鬼は騒ぎながら、消えていった。
子供は…いない。走って逃げたのかな?
あの状況で逃げれるのは将来有望だね。
……あの技はホントはあんまり使いたくない。
切られた鬼は人を殺した数だけ、苦しんで死ぬ
それは、当たり前。
『でも、僕は鬼のことあんま言えないんだよねー』
だって僕は夜兎だから。
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こーめい。(プロフ) - 七味+おもちさん» そうですね。少し変えようと思います。アドバイスありがとうございます。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 2d760cd8e3 (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 改変、と言いましても月の前に花とか好きな漢字を入れたりするとか…ということです。 (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 一応月の呼吸は大事なポジの人がやってるのでもし完結するまでやるとしたら改変した方がいいんじゃないかなと思います。とても面白いので頑張ってください (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
こーめい。(プロフ) - 富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバーさん» ありがとうございます! (2019年8月12日 22時) (レス) id: 9049daade0 (このIDを非表示/違反報告)
富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバー - 私も単行本派です!だから気にしません!夜兎は強すぎるから、読んでて面白い!頑張って下さい! (2019年8月12日 19時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーめい。 | 作成日時:2019年8月6日 15時