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N「俺も翔さんのキャスターぶり好きですよ。誰にでもわかりやすく伝えてくれる説明も、口調も、働いてきた疲れをとってくれる可愛い笑顔も、自分の意見もしっかり言えて一つ一つのニュースに向き合う姿も、スーツで目立つなで肩も、時々パットいれてるのがわかるのも」
S「後半悪口だよね？」
N「ネットがなんて言おうと俺は俺の芝居をする。だって翔ちゃんが好きだって言ってくれたから。翔ちゃんが俺の努力見てくれてるから。翔ちゃんはニノちゃんから好かれるだけじゃご不満ですか？」
櫻井は勢いよく首を横にふる。
N「自分が嵐の評判を下げてるなんて思わないでください。俺らは5人で嵐なんです。あとたまには頼ってください。肩なんていつでも貸しますよ？翔ちゃんと違ってしっかりありますからね。」
S「……なで肩で悪かったね」
そう言って櫻井が顔をあげると二宮が両手を広げまっすぐ櫻井の方を見ていた。
N「泣き顔写真撮られるのとおとなしくニノちゃんの腕の中で泣くのどっちがいいですか？」
S「………………………大丈夫だよ」
N「いいから早くしてください。ニノちゃんのハグは高いんですよ？なにせ全国の女の子が欲しがってますからねぇ。」
S「ファンの子限定だろ(笑)」
そう笑う櫻井に安心したように微笑む二宮。
N「そんなにのちゃんのハグを断るなんてことし…「ありがとう」…」
櫻井は二宮の肩に顔を押し付けるようにし静かに泣いた。相当焦っていたのだろう、自分がうまくできないせいでジャニーズの、嵐の評判が下がってしまっているのではないかと。
N(翔ちゃんはもっと自分のこと考えてもいいんだよ)
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作者名：いと | 作成日時：2020年9月23日 0時
