大好きな君へ (ページ1)

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N「おはようございますー」
S「あ、はよ～」

二宮が楽屋に行くとそこには新聞を読む櫻井の姿があった。

N「あれ？翔ちゃんだけ？」
S「うん。相葉くんはバラエティ番組の収録、リーダーは雑誌の取材、松潤はドラマの撮影で3人とももう少しかかるらしいよ。」
N「ふーん…」
N(翔ちゃんとふたりっきり久しぶりだなぁ…)

ゲームを開いた二宮はそんなことを考えながら向かいのソファにすわる櫻井を見た。机のうえにはいくつもの種類の積み重なった新聞。その中の一つを真剣な表情で読む櫻井。以前より痩せ、目の下にはメイクでは隠しきれない隈ができている。

N(翔ちゃん、ちゃんと休めて…ないよな…)
N「しょーおーちゃん」
S「ん？」

二宮は彼の名を呼び彼の隣に腰掛けた。

N「そろそろ新聞だけじゃなくてニノちゃんもかまってくださいよ。そんな難しい顔ばかりしてたらせっかくのイケメンが台無しですよ？このゲーム、一緒にやりましょ。」
S「え～。俺そのゲームやったことないよ？もうすぐ相葉くん来ると思うから相葉くんとやったほうがクリアできるんじゃない？」
N「やですよ、相バカとなんて。それに翔ちゃんがどれほどヘタでもこのニノちゃんの手にかかれば余裕でクリアですよ。」
S「相バカって…(笑)」
N「ほら！つべこべ言わずにやる！」
S「はいはい(笑)」