理由 28 ページ32
チェッカーフェイス。
奴はそう名乗った。
「君達には、これからワタシが依頼した仕事を、チームで、やってもらいたい」
チームか…
「報酬はもちろん弾む。
まぁ、ここに来た時点で、君達に拒否権など存在しないがな」
僕は金さえあればどうでもいいけど、彼らはそうもいかないようだね。
「そんなの聞いてねぇぞ！」
うるさいなぁ…
「君はここに来る前、何をしていたんだい？
依頼は1度受けたら断らない。それがルールだよ。
この屋敷に入った時から君は、この依頼を断るという選択肢は失っているんだ。
いい加減そのことに気づきなよ。」
僕がこう言うと、何も言えなくなったのか、スカルは俯いた。
「そういうことだ。
まずは部屋割りを決めてくれ。これが見取り図だ」
チェッカーフェイスは、また、霧のように消えていった。
「まて！」
誰か…いや、殆どがチェッカーフェイスに静止の声をかけた。
だが、チェッカーフェイスはその声を無視して、消えた。
また、静かになった空間。
ルーチェが、部屋を決めましょうと、この空気を変えた。
「うじうじしててもしょうがないからね。
でも、先に自己紹介からじゃない？」
僕が提案すると、約2名、嫌な顔をするものがいた。
「え、ええそうね。
私はルーチェ。巫女よ」
「僕はバイパー。
欺きの霧って言えばわかよね」
その言葉に、リボーンが反応した。
「…私はヴェルデだ。
科学者をしている。
バイパー、君はいい研究材料になりそうだ」
変なやつに目をつけられたようだ。
「私は風です。職業とは言えませんが、一応武闘家をやっています」
まともだ。
「オレ様はスカル様だ！
テメーら全員オレのパシリにしてやる！」
アホだな。あと、うざい。絶対こいつ、パシリになる。
「オレはラル・ミルチ。
イタリア海軍に所属している」
まし…な方か。
そして、全員がリボーンを見た。
「はぁ…オレはヒットマンのリボーンだ」
「これで、全員名前がわかったわね」
ここにいる人には悪いけど、僕の本名は誰にも教えないよ。
(この時から、スカルはウザかった)
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MAKOTO@低浮上(プロフ) - 闇の道化師さん» ありがとうございます！そう言っていたただきありがとうございます！頑張ります！ (2017年3月8日 0時) (
レス) id: b20568eb49 (このIDを非表示/違反報告)
闇の道化師 - とってもいい話でした。理由シリーズの雲雀の方も読みました！これからも頑張ってください♪ (2017年3月7日 23時) (レス) id: a4c5ed2f5a (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@低浮上(プロフ) - ﾍﾟﾝﾈｸﾞﾗﾀﾝさん» 正直、男でも女でも書けたのですが、男だと書きやすいので、男にさせていただきました。面白いと言っていただき、ありがとうございます！ (2016年10月16日 21時) (レス) id: 72d8bdffe2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾍﾟﾝﾈｸﾞﾗﾀﾝ(プロフ) - 面白かったです。
マーモンって性別どっちなのか明言されていないので女の子? とか思ってましたが、男の子……いいですね! (2016年10月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@骨折♪←(プロフ) - レイナさん» ありがとうございます〜 (2016年6月23日 17時) (レス) id: b20568eb49 (このIDを非表示/違反報告)
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